ナイフを入れるのが惜しいほど
半熟を閉じ込めた黄金のルックス

2024年11月、惜しまれつつも24年の営業を終えた元町の洋食店［L’Ami（ラミ）］。そちらで料理や洋食のノウハウを学んだ矢形英明さんが、ご実家の喫茶店を受け継ぐにあたり、名店の味を再現。

［L’Ami］の店主・土井平八さんからお墨付きをもらったという「ふわふわ卵のオムライス」は、卵約3個を使いふるっふるに焼き上げたオムレツが主役。ナイフを通すと半熟卵がとろ〜りと広がり、その美しいビジュアルに思わず歓声が。卵のとろみと具だくさんのケチャップライス、牛スジや香味野菜を4日間煮込んで作るデミグラスソースのフルーティーさが相まって、スプーンが止まらなくなる。

［L’Ami］と同ルートから仕入れる国産牛＆豚肉100％で作る軟らかな食感の自家製ハンバーグ1,250円をはじめ、食事メニューも豊富にそろえる。

2024年のリニューアルを機に、二代目の英明さん（写真左）が厨房を守る。

店内は喫煙可。

※この記事は2025年6月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。