hd_Pasticceria-Bar-Pinocchio

イタリアで偶然出会った素朴なおやつに魅了され、お菓子作りを始めた岩本 彬さん。帰国後も現地との交流を通して約400種ものレシピを体得し、2018年に東京でイタリア菓子専門店をオープン。人気を集めていた矢先に交通事故でけがを負い、惜しまれつつ店を閉じた。復活の地となったのは、岩本さんが少年時代を過ごし洋菓子文化に親しんだ神戸。

イタリア各地の風土が伝わる焼き菓子を、200円~という手頃さでそろえる。「お菓子にまつわるカルチャーごと発信したい」と、バールも併設。おおらかで味わい深いドルチェやコーヒーを通して、旅する気分を味わえる。

写真右から時計回りに、黒コショウを利かせたビスコッティ風お菓子のペパテッリ、トウモロコシ粉の食感が楽しいザレーティ、アニス風味のズッケリーニ モンタナーリ各200円。エスプレッソ200円は、あらかじめ炭酸水を飲む現地スタイルで提供。

1.赤ワインやオリーブオイルを使った赤ワインのチャンベッリーネ200円はラツィオ州の郷土菓子。
2.アーモンドのねっとり食感が印象的なシチリア菓子、パスタ ディ マンドルレ200円
3.フェンネルシードが香るベネチアのパンプディング、トルタ・ニコロッタ500円。
4.ラードを加えたシチリアのごまクッキー、レジネッレ200円はザクザク食感。
5.ヘーゼルナッツなど岩本さんの好きな素材で作った風味豊かなオリジナルケーキ、トルタ・ピノッキオ600円

岩本さん(右)と、トアウエストのローマ料理店[Osteria Calimero]店主・仲村潤也さん(左)。イタリア愛深い二人が意気投合し、今回、[Osteria Calimero]の姉妹店としてオープンした。

ピエモンテ州のチョコレートプリン・ボネ600円はイートイン限定。リキュールとの相性も◎。

岩本さんの郷土菓子愛が詰まった著書『ピノッキオと巡るイタリアお菓子の旅』(コスミック出版)も販売。

店舗情報
神戸・栄町
Pasticceria Bar Pinocchioパスティッチェリア バール ピノッキオ
  • 電話番号
    なし
  • 住所
    神戸市中央区栄町通5-1-1 サンシティ栄町1F
  • 営業時間
    9:00~16:00
  • 定休日
    月・木・金
  • 席数
    4、スタンディング約4名
  • カード使用
    不可
  • アクセス
    地下鉄みなと元町駅から徒歩すぐ
※この記事は2024年11月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。
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