昨年12月、[関西将棋会館]が大阪市福島区から高槻市に移転!
“指す将”だけでなく、“観る将”や“食べ将”なる将棋ファンが増加中の今、
会館周辺では、棋士が対局する時に注文する“勝負めし”が話題沸騰中!
推し棋士たちのお気に入りを目指して食べに行ってみる?
協力/高槻市
勝負めしとは?
[関西将棋会館]での対局時などに、棋士たちが注文する勝負めし。誌面で紹介している4軒以外にも約20店舗が参加しているのでチェックして!
[関西将棋会館]
JR高槻駅きた西口(将棋会館口)からすぐの場所に開館した[関西将棋会館]。将棋の盤をイメージした外観の5階建てのビルで、4階と5階にはプロ棋士たちが対局する部屋が並ぶ。1階には一般の人も入ることができる道場もあるので、腕に自信のある人は一局指してみるのもよし。そして将棋グッズが豊富なオフィシャルショップで楽しむのもよし。3月に会館に隣接してオープンした駒音公園と併せて、のんびりと「将棋のまち高槻」を楽しんで。
- 電話番号なし
- 住所高槻市芥川町2-2-6
- 営業時間11:00~17:30(道場最終受付)
- 定休日木
- アクセスJR高槻駅からすぐ
街なかには将棋モチーフがいっぱい!
☑芥川町[+Home]
食べることが好きな店主が毎日手作りする家庭料理
2024年2月にオープン。店主・泉 聖菜さんは「食べることが好き。主婦をして、料理専門学校でも学び、食に関する知識をさらに深めたくて」と、野菜ソムリエや日本さかな検定などの資格を取得。なかなか自分で作る時間がないという人のためにと、和洋中ジャンルを問わず、毎朝手作りし、毎日食べても飽きない家庭料理を提供する。「アプリで、棋士さんたちが勝負めしとして何を食べているのか分かるので、チェックしています」と泉さん。
☑[城北町]旬菜旬魚 きくの
炭火で地焼きするウナギが絶品の店
滋賀県のウナギの名店で働いていた菊農章央さんが、自身の店を持ちたいと選んだのが高槻の地。その時季一番脂ののったウナギを厳選し、滋賀県のしょうゆをブレンドしたほんのり甘みがあるさっぱりした後口のタレをまとわせて、炭火で地焼きする。土用の丑の日には多い時で600匹を焼くというほどの人気で、至福の味わい。ウナギ以外にも魚を中心とした一品料理が充実していて、客席は全て個室という落ち着いた空間でゆっくりと食事を楽しめる。
☑城北町[本格熟成うどん 一期一麺]
程よいコシの麺とだしのうま味あふれるうどん
「うちのうどんは、程よいコシの麺にだしの味がのってすっと食べやすい食感です」と、[美々卯]でも働いていた店主の林 雄一さん。麺を引き立てるだしは北海道の黒口浜でとれる真昆布とメジカ、サバ、ウルメの節で取り、しっかりした風味を醸し出す。天ぷらは「素材選びはもちろん、揚げている時の音や色、箸でつかんだ時の感覚で揚げ時間を見極めています」と林さん。熟練の感覚がなせる絶妙な揚げ加減で、脂っぽくなくサクサク食感の天ぷらに、うどんも一層おいしく。
☑芥川町[ねり天・旬彩和食 山城]
宮崎の地魚を使った添加物なしのねり天が美味
飲食店で長年勤めるキャリアの中で、食育に興味をもった店主・山内健太さん。近年日本でも魚を食べなくなってきている流れをなんとかしたいと、宮崎の地魚のすり身を使ったねり天メインの店を2019年にオープン。安心して食べられるものを提供したいと添加物は一切使わず、豆乳を入れてふわっとした食感に。ボリュームもあり、魚のうま味をしっかり味わえる。2023年の夏からは、高槻市のPRマスコットキャラクターはにたんの焼印を入れた“はに天”を発売し、「人気爆発です!」と山内さん。
※この記事は2025年5月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。