果物の酸味を味方に五感に響く新しい和菓子を
フルーツのみずみずしさを取り入れた、斬新な和菓子が話題のお店。和菓子を味わってみると、フランボワーズ、クランベリーなど酸味が強いフルーツがたくさん使われていることに驚く。「実は酸味とあんこは相性抜群。フルーツの酸味のおかげで、甘みにキレが出てすっきりとした後口にしてくれる。五感に伝わるよう、オレンジにはコアントロー、クランベリーには白ワインなど洋酒を利かせて、香りや味に深みを持たせる工夫もしています」と店主。
ユニークな和菓子は、和と洋をミックスさせて、「こんな新しい味ならどう?」とあんこが苦手な人や外国人たちに、いろいろと提案するイメージで誕生するそう。ちなみに、和パフェや団子を瓶詰めにしたのは、ユニークな食べ方の提案や利便性のためではなくプラスチックの梱包資材を使わないSDGsを意識して。そんな取り組みも、一歩先に進んでいる。
果ルフェ(L)、果朋だんご(R)
一游 – 莟 HANASHIBE –
[11〜5月頃限定] 果福 – いちご –
店内も京町家を現代風にアレンジしたスタイリッシュなデザインに。野菜のかりんとう、ドライフルーツ、トリュフをまぶした豆菓子など日持ちのする商品も多数。
店舗情報
果朋 -KAHOU-かほう
- 電話番号075-821-0155
- 住所京都市中京区西ノ京職司町67-99
- 営業時間10:00~18:00
- 定休日火
- アクセス地下鉄二条城前駅から徒歩5分