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ファンや周りの皆さんに支えられて
今、この場所に立てています

日本最大級のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』から誕生したグローバルボーイズグループJO1。”神ビジュ“や”王子様“と称される白岩瑠姫がテレビドラマに初出演。撮影現場でのサプライズや仕事の原動力などをまぶしい笑顔を見せながら、時に熱く真剣に語ってくれた。

SAVVY2026年1月号に掲載のインタビュー記事をWEB限定で本誌未掲載カットでお届け。ぜひチェックしてくださいね。

撮影現場にサプライズ!
手土産と共にリーダー登場

編集部(以下・編) 謎の天才外科医・成瀬として出演する『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』。壮絶な復讐(ふくしゅう)劇ですが、撮影現場の雰囲気はいかがですか?
白岩瑠姫(以下・白) 内容自体が重い話なので、現場の空気も重い感じかと思っていたのですが、撮影が始まるまでは和気あいあいとしていてびっくりしました。成瀬は結構ミステリアスな部分があるのですが、僕自身も普段生きていて「何を考えているのか分からない」と言われることが多く、似ている部分もあるのかなと。全身整形を担う美容外科医なので、実際の美容外科医がどういった経緯でどんな資格を取って医師になるかをイチから調べたのですが、台本を読んだら成瀬はなんと無免許医で……。でも、知識は身に付いたし、役作りも楽しかったですね。
編 撮影現場にはサプライズゲストも登場されたそうですね。
白 JO1のリーダーである(與那城)奨くんが急に来てくれて。その日は朝から晩までタイトなスケジュールだったのに、急に撮影が止まったのでどうしたのだろうと思っていたら、両手にケーキ屋さんの紙袋を3~4個ぶら下げたリーダーが「お土産持ってきました!」って立っていて(笑)。遠い場所にあるスタジオだったのにわざわざ来てくれてびっくりしましたね。奨くんはリーダーという責任感もあると思うのですが、僕以外のメンバーの仕事現場に足を運んで、挨拶をしてくれているらしいです。すぐに帰らず、僕の撮影をずっとモニターで見ていてくれたのはうれしかったけど、ちょっと恥ずかしかったですね。


「誰かのためにがんばりたい」
この気持ちが全ての原動力

編 これからJO1としてやりたいこと、個人的に挑戦したいことはありますか?
白 グループとしての目標は、ドームツアーですね。デビュー時から掲げていた目標の中に東京ドームでのライブがあったのですが、今年初めてかなえることができたので、次はドームツアーに向けて頑張っていきたい。ワールドツアーも初めてさせていただきましたが、メンバー全員で改善点を出して、クオリティーも演出も次回はさらに良くできるよう話し合うなど、ライブにはかなりこだわっていると思います。個人的には、今年はコスメのアンバサダー、長編アニメーション映画『アズワン』で声優に挑戦して、その主題歌の作詞・作曲も担当し、ドラマも初めて出させてもらうなど、すごくうれしい一年でした。来年は、今年の仕事を次につなげて、お世話になった方々に還元できたらなという気持ちです。一人の仕事もグループに還元したいし、ドラマも一緒にやりたいと言ってくれたプロデューサーさんや共演者、スタッフさんのためにがんばりたい。昔から誰かを喜ばせることが好きだったし、基本的に人のために何かしたい、誰かのためならがんばれるという考え方なのかもしれないですね。
編 すてきですね。そのような考え方になった思い当たる点はありますか?
白 JO1結成から2年目くらいのときに、もう無理だと思ったことがあって。「もう一度やらなきゃ!」と立ち上がれたのは、ファンの皆さんの応援があったからです。周りの人やファンがいなければ、今、僕はここにはいない。一人では絶対この場所に来ることはできなかった。そんな風に感じる瞬間が人生でとてもあるので、支えてくれる人やその人との縁に感謝せざるを得ないんですよね。今回のドラマの取材で「過去に戻れるなら誰になりたいですか?」「生まれ変わるなら誰?」と質問されることが多いんですが、僕は過去には戻りたくないし、誰にも生まれ変わりたくない。過去のいろいろな経験が今の僕を作ってくれたと思っているし、生まれ変わると運命が変わって家族や友達など、大切に思っている人に会えなくなるのが嫌なので自分のままがいい。今の僕を形成してくれた人たちのことが本当に大好きだから。
編 それだけ人に恵まれた人生ってうらやましいです。大阪にはお仕事で来られることがほとんどだと思いますが、思い出などはありますか?
白 串カツやお好み焼きを食べたり、テーマパークに行ったり、大阪らしいことがしたい! といつも思っているのですが、毎回日帰りなのでかなえられなくて。
編 それは残念。ちなみに、テーマパークに行くならメンバーの誰と行きたいですか?
白 誰がいいかなぁ……。JO1って家にいるのが好きなメンバーが多いんですよね。だけど、(佐藤)景瑚ならアウトドアだし一緒に楽しんでくれそう。
編 大阪満喫できる日が早く来ることを祈っています!

Profile
白岩 瑠姫(JO1)
RUKI SHIROIWA(JO1)
1997年、東京都生まれ。2020年にJO1のメンバーとしてデビュー。2023年に映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』でW主演、2025年3月には韓国コスメブランド「MISSHA」のブランドアンバサダーに就任するなど注目度も高い。10枚目のシングル『Handz In My Pocket』も好評発売中。

TV INFORMATION
『娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?』毎週火曜23:00〜


ママ友いじめが原因で娘を失った55歳の母親・篠原玲子(水野美紀)が、全身整形で25歳の新米ママ・篠原レイコ(齊藤京子)に生まれ変わり、ママ友グループに潜入。加害者を道連れにして捨て身の復讐(ふくしゅう)劇を繰り広げる。白岩瑠姫は玲子の整形手術を請け負った謎の無免許天才外科医を演じている。
出演/齊藤京子、水野美紀、白岩瑠姫(JO1)、新川優愛 ほか

※この記事は2026年1月号からの転載です。記事をご覧になったタイミングでは情報が変更となっている可能性があります。最新情報をご確認ください。

写真/中島真美 取材・文/西村円香 スタイリスト/齋藤良介 ヘアメイク/佐々木美香

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SAVVY1月号「関西の手みやげ」
発売日:2025年11月21日(金)定 価:900円(税込)