旅を楽しくするブランド大解剖。知れば行きたくなる、星野リゾート
星のや
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すべてはくつろいだひと時を過ごすために

非日常へのいざない。それも圧倒的な非日常でおもてなしするのが、星のや。そのために選び抜かれた最高のロケーションに加え、デザイン性の高い建物とランドスケープ、客室を用意する。各施設によって、独創的なテーマを決めてその土地ならではのもの、そこでしか体験できないことを、日常から離れて楽しめるように全力を尽くす。そんな非日常を演出するための仕掛けがそこかしこにあり、自然と調和したラグジュアリーな空間に没頭してくつろぐことができる。

室内だけではく、「部屋から見た景色=借景」も含めて一つのデザインになるように、が設計思想。ランドスケープも考えた上での立地に星のやがあるからこそかなうトータルデザイン。

もっとも多いのは2泊だが、7泊、10泊するなんて人も。ブランドのテーマである「圧倒的な非日常」を実感できるので、遠くに行かずとも日常を離れるマイクロツーリズムが体感可能に。

星のや

「星のやで料理をいただく」だけでも、旅の目的になるように、その土地の雰囲気も含めて記憶に残るコースを提案する。また、四季を感じるべくその時期にしか食べられないコースに。

星のやの特徴は、施設内にテレビがないこと。さらにオプションプランで、脱デジタル滞在も。チェックイン時にデジタル機器をフロントに預けて、日常から離れてくつろぎの時間を。

  • 界
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新しい温泉旅館を創造するブランド

温泉大国の日本でとにかく温泉を楽しんでほしい。そして、温泉を楽しむための究極の形は温泉旅館である、と界は考える。そのことを存分に感じることができるのがこのブランドであり、熱い思いを十分に伝えるためのおもてなしが用意されている。とはいえ従来の温泉旅館のあり方を大胆にアレンジした現代風なサービスを提供するのも界ブランドの強み。だからこそ、トゥーマッチなまでにご当地色を演出し、これでもか! とばかりに温泉と旅情を味わえる。また星野リゾートのブランドの中で随一の施設数を誇ることからも、温泉大国・日本を感じることができるはず。

温泉の知識を問う独自の社内テストがあり、合格したスタッフは「湯守り」に。初級、上級とあり、温泉に関する知識を身につけることで、より深く温泉を楽しむサービスを提案できるそう。

和の設えを重んじるのに加えて、ご当地を感じて旅情をかきたてるようなデザイン。また、昼間の観光がフラッシュバックするような、その土地ならではの要素をふんだんに取り入れる。

温泉の良さを現代に伝えていくことを、ブランドの使命としている。伝統的な湯治を現代にアップデートしたサービスが充実している。全国の界を巡って泉質の違いを実感するのも◎。

夕食はすべて会席料理。ご当地らしさのある食材を、界ならではの調理法で提供する。その土地の名物を散りばめながらも、新たな発 見があるようなメニューが味わえる。

子どものためだけではないファミリーリゾート

子どもが楽しめるのはもちろん、大人も楽しく過ごせることを大切にするリゾートホテル。子どもだけでなく大人も楽しめるアクティビィが豊富に。夫婦だけのディナータイムを過ごしたいときに託児サービスを受けることも。ホテル敷地内の農場や畑で野菜を育てたり、本気でハロウィンの仮装をしたり、スタッフの業務の守備範囲が広すぎるのも特徴。

STAFF UNIFORM

“スタイリッシュ”をテーマに、その土地にあわせてデザインされたウエアが特徴。業務内容によって、ファーマーやかりゆしなどそれぞれにあったウエアを着用するスタッフも。ユニフォームのバリエーションと幅がとにかく多いブランド。

リゾナーレユニフォーム

ROOM

4〜5人の家族で過ごしても、快適に楽しめる広さを担保。例えば、リゾナーレトマムであれば、すべての部屋が100平米以上!デザインは国内外のデザイナーや建築家が手掛ける。

FOOD

2泊3日以上の滞在をおすすめするリゾナーレ。そのため、ブッフェに加え複数のレストランを用意する。「正直、コストと手間はかかりますが、満足度は高いと思います」。心意気に拍手!

FACILITY

オリジナルのイベントが充実。なかでも年々加速(?)するのがハロウィン。八ヶ岳では、スタッフがドラキュラなどのモンスターに変身しておもてなし。本気度とクオリティは子どもが泣き出すほど!

ACTIVITY

子どもが楽しんで学べるアクティビティを多く用意。自由研究と称して、座学から始まり実践までをサポートするプログラム(小浜島のサンゴ礁の生態系を学ぶ)なんて、本気すぎませんか!?

MANAGER's EYE

リゾナーレマネージャー

「リゾナーレブランドをもっとみなさんに知ってもらいファンを増やしたい、が願い。「今年は熱海、来年は那須に」と全国のリゾナーレを巡っていただきたい!」
リゾナーレ八ヶ岳総支配人 北嶋文雄

都市を旅するすべての層を受け入れるホテル

「日本の旅行者の60%は、都市部で宿泊している」。そんなデータをもとに、いままでのシティホテル、ビジネスホテルとは違った、都市観光をするためのホテルブランドがOMO。ホテルの立地やユーザー層に合わせて、サービスの幅が変わる画期的なシステムを採用する(ホテル名につけられた1〜7の数字がランクを表す)。

STAFF UNIFORM

個性とファッション性が欠かせない都市型ホテルのスタッフなので、私服でサービスをおこなう。街を案内するOMOレンジャー(下記ACTIVITYを参照)は、街に溶け込むオリジナルウエアで、街の滞在をサポート。

OMOユニフォーム

ROOM

コンパクトな客室でもゆったりくつろげる設計に。リビングでは靴を脱ぎたい、湯船にはゆっくり浸かりたい、など日本の宿には必須の要素を散りばめることで、滞在を豊かに。

FOOD

ホテル名の数字に応じて用意されている施設が違うシステム。例えば「7」は、レストランとカフェ。「5」は、カフェのみ。「3」は、セルフサービスのフード&ドリンクステーションを設置。

FACILITY

その土地ならではの特別な滞在をアレンジ。OMO7 旭川であれば、[旭山動物園]とコラボした「動物の話をしない旭山動物園講座」が毎晩OMOベースで開催されるなど、楽しさいっぱい!

ACTIVITY

「街を案内してもらうなら、その街に住む知人に」がコンセプトのOMOレンジャー。ガイドブックには載っていないようなコアな街巡りと街遊びをアテンドしてくれるツアーに連れて行ってくれる。

MANAGER's EYE

OMOマネージャー

「まだまだ始まったばかりのブランドですが、日本に都市がたくさんあるので、その街に応じたOMOとOMOレンジャーが増えていきます! お楽しみに!」
OMO京都エリア総支配人 唐澤武彦

“旅は魔法”を、若者に味わってもらいたい!

ホテル宿泊のハードルを下げて、20〜30代の若い世代を中心に気軽にお出かけしてもらうためのブランド。飲み会に参加するように利用してもらいたいのがBEB。フロントが目線が合いすぎないような設計になっていたり、前の日に夜更かししてもいいようにチェックアウト時間が昼頃に設定されていたりと、ホテルの常識を覆しルーズな作りに。

STAFF UNIFORM

「お客様との緊張感をなくしたい」の思いから、より親しみやすいように私服で。服装の決まりは特にないが、スタッフと分かるようにボディバックを着用。ちなみにこのボディバッグ案はスタッフからの提案で始まったそう。

BEBユニフォーム
BEB

ROOM

自転車を持ち込める部屋は数あれど飾って眺められる部屋は、あまりないはず。さらに愛車と一緒にベッドで寝られるプランもある(BEB5土浦)。もちろん、普通に泊まれる部屋もあり!

BEB

FOOD

各施設でオリジナルのメニューを開発。中でも映えっぷりが人気なのは、BEB5土浦で提供する、メロンまるごとクリームソーダ1,200円。ほとんどの人が一人1個完食するそう。

BEB

FACILITY

自由に緩く使えてつながれる空間「TAMARIBA」を設置。24時間出入り自由で、飲食の持ち込みを推奨する。部屋飲みにはない開放感を味わいつつも、オープンすぎない距離感が絶妙!

BEB

ACTIVITY

ペダルをこいでスムージーを作りや、朝日を眺めながらコーヒーと干しイモを食べる朝焼け絶景ライド、数々の不思議なミッションがあるハプニングステイなど、唯一無二のアクティビティがたくさん。

MANAGER's EYE

BEBマネージャー

「いかにお客様の緊張感を取り除けるか、がテーマですが、ライトな対応ながら星野リゾートのクオリティのホスピタリティは担保したサービスを提供します!」
BEB5軽井沢総支配人 馬場淳太