カラフルなものから、シックなものまで……。
アジア雑貨店といっても、扱うアイテムの国や年代で実にいろいろだけど、そのどれもが、店主のありったけの“好き!(=センス)”で満たされた空間。
六つの個性的な雑貨店を、店主の三つの“好き!”ポイントと共にご紹介。
#2 大阪・西田辺[桃寅(ももとら)]
店主・COCCO+さん。自作の雑貨も置いています!
ナニコレ?がいっぱい、
極彩色の楽園へようこそ!
「小さな頃からカラフルでキッチュなアイテムに目がなくて」と微笑む店主のCOCCO+さん。ポップアップなどイベントで雑貨を販売していた彼女とモロッコカゴ作家のaichos.さんが、古民家を改装した複合施設の一角にお店をオープン。自分たちでペイントしたというカラフルな壁に囲まれた小さな空間は、映画の世界へトリップしたような摩訶不思議なたたずまい。ブリキの髪留めやキーホルダー、籠バッグといった日常に取り入れたい雑貨から、タイの仏具市場で手に入れたというハスの花のライト、仏像、「どうやって使うの?」的な中国のおもちゃまで、国もジャンルもさまざまなアイテムが所狭しと並ぶさまに、宝探しのようなわくわく感が満ちあふれる! 童心に帰って、ここだけ! な逸品を手に入れたい。
〜店主の三つの“好き!”ポイントをチェック!〜
☑好きなアジアの国はココ!
タイ、台湾
「現代的なものと昔ながらの素朴なものが街に混在しているのが面白い! 市場や地元の人が利用する雑貨店をよくのぞいています」
☑仕入れの決め手はココ!
カラフルなもの
「日本ではなかなか出合えない、独特の配色にきゅんとします。一つ加えるだけで、部屋の印象ががらりと変わるのも楽しいところ」
☑最近のひと目ぼれアイテム
タイの神棚
「タイの仏具市場で見つけた神棚は、ご利益がありそうなポップな色遣いがすてき。現地では家や店に祭られていることが多いそうです」
\これも好き!/
タイの露店で見つけたというハンドメイドのでんでん太鼓。太鼓の音に合わせて龍が舞うのが楽しい。2,980円
装いの主役になりそうなタイのヘアピン。ブリキならではのレトロな色遣いもかわいい! 1個880円
タイのキャンドル立て。ハスの花がモチーフで、中心部に点火すると花びらがぱっと開き、バースデーソングが流れる。1,100円
写真/エレファント・タカ 取材・文/下川あづ紗
店舗情報
桃寅ももとら
- 電話番号なし
- 住所大阪市阿倍野区阪南町4-16-5 2F
- 営業時間不定
- 定休日不定(次回営業7/5〜7)
- アクセス大阪メトロ西田辺駅から徒歩9分
※この記事は2024年8月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。