長年、生花業界で活躍してきた髙島美夕紀さんが、塚本のアンティークショップ［SHABBY’S MARKETPLACE］でのイベント出店を経て、お店の一画に自身のショップをオープン。アンティーク家具や雑貨が温もりを添える空間に、色とりどりの花が映える。「私自身が飽き性なので、ついいろんな品種を並べたくなっちゃって。いつ訪れても新しい花との出合いがあるように、季節感を大切にしつつ、素朴なものから珍しい品種までジャンルレスにそろえています」とにっこり。最近は一輪挿しで花を楽しむ人が増えていることから、一本で絵になる花や枝ものも充実させるなど、多様な角度から“花のある暮らし”を提案してくれる。

“ショップインショップ”が楽しい！

小さな空間に並ぶ草花は、存在感のある鮮やかな色が中心。店名は驚きや感動を表す“Oh! ”から。「花に触れて心が動く、そんな瞬間にたくさん出合えるようにと名付けました」と髙島さん。今後はワークショップも開催予定。

大阪市内で生花店の立ち上げ〜ディレクションを経て、ブライダルやショップの装花、プロ向けレッスンなどで多岐にわたって活躍してきた髙島美夕紀さんが独立。［SHABBY’S MARKET PLACE］が手掛けた空間にさまざまな色や形、質感を織り交ぜた花々が並ぶ。花束は、店頭では予算に応じて用意。オンラインでは花束5,500円〜、アレンジメント6,600円〜

写真／エレファント・タカ　取材・文／下川あず紗