Suburban Cafe
“Suburban”とは“郊外の”という意味——。
サバーバン・カフェには、私たちを喫茶時間に誘う
すてきな水先案内人が待っています。
今夏、都会のひと駅先でカフェ・トリップしませんか?
SAVVY9月号から素敵なカフェをご紹介します。
一人、または大切なだれかと
静かなときと場をただ楽しむ場所
独自の文化の発信地でありながら古くからの住宅地でもあって、どこかのんびりした空気が流れる一乗寺。駅のすぐ隣に建つレトロなビルには、「何をするでもない、自分の時間を過ごしてほしい」と店主の青木 悠さんと菅原洋輔さんが開いたカフェがある。
むき出しのコンクリートの床に、テーブルとさまざまなデザインのイスがゆったり並び、一面の窓にはレースのカーテンがそよそよと揺れている。聞こえるのは静かに流れるBGMやコーヒーを淹れる音だけ。弾むおしゃべりの声、シャッター音はここでは無用。数種類用意した自家焙煎のコーヒーや、コーヒーによく合う自家製のスイーツをお供にして、慌ただしい生活の中からこぼれ落ちたような穏やかな時間と空間に身を置くことができる。本との新たな出合いを楽しんだり、店内に差し込む光の色や影の移り変わりを眺めたりしながら、自分のためだけに使う時間の大切さを思い出せる場所でもある。
店舗情報
喫茶 点線
- 電話番号なし
- 住所京都市左京区一乗寺里ノ西町13-4 SKYビル3F
- 営業時間13:00~21:30LO
- 定休日月&不定
- アクセス叡電一乗寺駅から徒歩すぐ