店頭に並ぶのは、シンプルな中に滋味が広がる、毎日食べても飽きないパン10種前後。いずれも、自然に寄り添って育まれた国産の粉5~6種と塩と水、自家培養したルヴァン種で仕込む生地を熟成させて焼いている。「子育て中だったこともあり、パン屋さんでの修業ではなく、講習会に参加したり文献を読んだりして、研究を重ねました」と店主の吉原真由子さん。長年にわたってパンを作り続け、2022年には吉田神社の南参道そばに開店。今では水曜と金曜、開店前から行列ができるほどの人気ぶりに。
左から、吉原さんが「一番好きなパン」と語る、酸味とみずみずしさが持ち味のカンパーニュ(ハーフ)650円。ライ麦を50%加えた生地で焼く、有機栽培のアンズとクルミ入り黒パン(ハーフ)750円は薄く切ってトーストを。
吉田神社の南参道すぐそばです!
写真/エレファント・タカ 取材・文/小林明子
店舗情報
圓田 YENTAえんた
- 電話番号なし
- 住所京都市左京区吉田上大路町27-1
- 営業時間11:00~17:00 ※売り切れ次第終了
- 定休日月・火・木・土・日
- カード使用不可
- アクセス市バス「京大正門前」バス停から徒歩8分
※この記事は2025年4月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。