関西で出合える、世界の伝統的なお菓子。なかには、珍しい名前の郷土菓子や、店オリジナルのアレンジスイーツも!
各国の文化や風土から生まれた味わいを四つのお店で教えてもらいました。
自然豊かなエストニアでは、ヨーグルトやチーズ、バターなどの乳製品に、ベリーやリンゴなど現地で採れた自然の恵みを使うデザートが多い。まろやかだけどフルーツのアクセントも感じられる、奥行きのある味わいが魅力。
▶[RUJA+285BLUE]で発見!
ロールパンのようなふわふわパンをくり抜いてラズベリーのジャム、乳脂肪分高めのホイップクリームを詰めたペストリー。ベリーのフリーズドライパウダーを振りかけるのは[RUJA+285BLUE]流。638円
ライ麦や大麦、エンドウ豆などの穀物を粉末状に砕いたエストニアのスーパーフード「カマ」を、生クリームなどと合わせてまろやかなムースに仕立て、甘酸っぱいラズベリーのジャムを添えて。550円
大阪・中崎町
[RUJA+285BLUE(ルヤプラス285ブルー)]
お菓子を通して出合う
初めましてのエストニア
北欧バルト三国の一つ、エストニアの丁寧な物作りや、サステナブル精神に魅了された岩野仁美さん、弘義さん夫妻が手掛けるショップ。併設のカフェで、日本でまだほとんど知られていないエストニアの美味をカジュアルに体験できる。飾らない素朴さが魅力であるエストニアのお菓子は、イースターの前後に食べられるヴァストラクッケルが代表的。クリームやヨーグルトなどに入れて食べるスーパーフード・カマも「乳製品と相性がよく、繊維質たっぷりでヘルシーなんです」。と、お店で提供。ひと口で、遠い国がぐっと身近に感じられそう。カフェではおやつの他に、エストニアの黒パンを使ったランチメニューも人気。
\アレンジスイーツ発見!/
エストニアのリンゴケーキ
「エストニアでは家の庭にリンゴの木があることが多く、よくケーキを作ります」。薄切りのリンゴをふんだんに使い、液状の生地を流し二度焼きしてカスタード風の味わいに。現地のレシピで提供する。550円
写真/大丸大樹 取材・文/本庄 彩
店舗情報
RUJA+285BLUEルヤプラス285ブルー
- 電話番号06-6147-5887
- 住所大阪市北区中崎2-5-1
- 営業時間11:00~18:00
- 定休日火・水&不定
- カード使用可
- 席数19
- アクセス大阪メトロ中崎町駅から徒歩3分
※この記事は2025年3月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。