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関西で出合える、世界の伝統的なお菓子。なかには、珍しい名前の郷土菓子や、店オリジナルのアレンジスイーツも!各国の文化や風土から生まれた味わいを四つのお店で教えてもらいました。


朝鮮半島由来のおやつで、多様な形や色合いのものがあり、蒸したり、焼いたりなど調理法もさまざま。米粉や砂糖、塩などを混ぜたソルギは、赤ちゃんが産まれた時にお祝いのために食べられることもある。

▶大阪・桃谷[ドゥドジカフェ]で発見!

左から、カボチャ入りの風味豊かなソルギ、黒豆や栗などを合わせた滋味深い栄養餅、マッコリを加えた生地を揚げ、米飴を絡めたケソンジュアク。三つの個性がそろう韓国伝統餅プレート800円

韓国ではコーンを使ったデザートがポピュラー。チェダーチーズを合わせたソルギにクリームチーズ入りの生クリームをのせ、コーンを添えた甘じょっぱい一品。愛らしいビジュアルもgood。650円

独特の食感が後を引く
韓式餅スイーツ

桃谷の閑静な住宅地にたたずむコリアンカフェ。「韓国ではお餅がとても身近。お祝いごとに欠かせないし、普段のおやつや軽食としても人気なんですよ」と店主のジャン・ソングさん(右)、キム・スンミさん(左)。日本の餅と違うのは、生米粉やもち米粉の生地を蒸したり揚げたりする製法。かるかんのようなむっちり感がクセになるソルギや、カリッ&じゅわっとした食感が楽しいケソンジュアクなど、餅スイーツは奥深い。2024年にオープンした[ドゥドジ工房]をベースに、伝統菓子のほか、オリジナルメニューも提案。コーンチーズソルギやロールケーキ風ソルギなど、ビジュアルにもわくわくする品々に注目!

\アレンジスイーツ発見!/

イチゴの米粉ケーキ

しっとり焼き上げた米粉の生地で、マスカルポーネ入りのまろやかなクリームをサンドしてイチゴをデコレーション。卵白を使った純白の生地とイチゴのコントラストがとびきり鮮やか。900円
  • 「木の温もりを感じる明るいカフェに」という思いで、古い長屋をモダンにリノベーション。 店名のドゥドジは韓国語でもぐらを意味しており、ロゴのデザインにもなっている。
  • 「木の温もりを感じる明るいカフェに」という思いで、古い長屋をモダンにリノベーション。 店名のドゥドジは韓国語でもぐらを意味しており、ロゴのデザインにもなっている。
  • 「木の温もりを感じる明るいカフェに」という思いで、古い長屋をモダンにリノベーション。 店名のドゥドジは韓国語でもぐらを意味しており、ロゴのデザインにもなっている。

写真/大丸大樹 取材・文/本庄 彩

店舗情報
大阪・桃谷
ドゥドジカフェ
  • 電話番号
    なし
  • 住所
    大阪市生野区桃谷3-15-13
  • 営業時間
    11:00~17:30LO 
  • 定休日
    水・木
  • カード使用
    不可
  • 席数
    16
  • アクセス
    JR桃谷駅から徒歩12分
※この記事は2025年3月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。
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