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大阪・寺田町の人気カレー店[カレーちゃん家]が、数分歩けば湖岸に出れるロケーションにほれ込み、屋号を変えて移転。異国感たっぷりの空間は伊藤陽子さん(下写真右)の頭の中を具現化したもので、夫の直樹さん(同左)と共に約1年かけてハーフビルドした。

陽子さんが作るカレーの原点は、地図にも載っていないというインドの村で過ごした1ヵ月。毎朝、薪で火をおこしてチャパティ(インドパン)を作り、昼食用のカレーを作り……と、大家族の食事係を続けたそう。その経験から、ベースはありつつも具材によって調理法を変え、感覚的に作ることが多いのだとか。スパイスを使いこなし、計算し尽くされた味わいはリピート通い必至です。

写真手前、オクパジ1,250円はカレーをパンと一緒に食べるスタイル。福岡[OKUZOE SEIPAN]の天然酵母パン数種、パンにのせて食べやすいよう粘度強めに仕上げ、バターたっぷりの野菜カリーと、玉ねぎのパコラ(インド式天ぷら)、ヨーグルトがセットに。
奥、週替わりカリー各2種から選べるノンベジ1種とベジ1種に、副菜、日本米のターメリックライスがセットのCHOICE1,350円。取材時は、ホウレン草とじゃが芋のカリー(奥)と軟らかく煮込まれた豚肉がごろごろ入ったトマトポークカリー(手前)。

大阪・本町[余白]のユズとイチジクのパンデビス500円。スパイスが利いたライ麦ケーキであるパンデピスは、ハチミツの甘みを感じるクラフトミード入りラッシー500円と好相性。

写真/山崎純敬 取材・文/萩永麻由加

店舗情報
滋賀・和邇
カレチヤンチ
  • 電話番号
    なし
  • 住所
    大津市和邇中浜165 
  • 営業時間
    11:30~15:00
  • 定休日
    不定
  • カード使用
    不可
  • 席数
    13
  • 駐車場
    なし
  • アクセス
    JR和邇駅から徒歩10分
※この記事は2024年9月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。
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