みんな大好きアジアごはんのトレンドをぎゅっと集めました！
今日からのランチの参考にしてね。

vol.7 本格派＆個性派も、サク昼は“バインミー”一択！

現地の味を忠実に表現したり、変わり種具材の品も。ワンハンドで食べられるからうれしい！

神戸・長田［SAIGON Truonghai（サイゴン チュンハイ）］

在日ベトナム人の
ソウルフード的存在！

ベトナム人オーナー・石田チュンハイさんの母の味を再現した本格ベトナム料理店のバインミーは、新長田のパン屋［ホルス］に特注したこだわりのバゲットを使用。全4種のうち一番人気は毎朝コトコト煮込むベトナム風チャーシューで、近隣のベトナム人留学生のソウルフードに。ほか、ブンやフォーなど麺料理も必食の品。

自家製チャーシュー
手間暇を掛けたチャーシューの煮汁が、全体のふくよかなうま味を引き出す。現地感たっぷり！ 700円

神戸・元町［バインミー83（バインミーヤサン）］

現地仕込みの
具材どっさり系

旅先で出合い衝撃を受けたバインミーを現地の料理教室や独学で習得した店主・岸本紀子さんが手掛けるバインミー専門店。十日間もじっくり塩漬けにしてうま味を凝縮させた塩豚や、リフレッシュ感のあるダイコンの酢漬けなど、丁寧に仕込まれたレシピが人気で、足繁く通うファンも多い。バインミーは全５種類の他、不定期メニューもあり。

塩豚
塩豚はぶ厚く、甘酢漬け野菜はたっぷりと。ツウもうならせる重量級バインミーがここに！ 720円

大阪・北新地［EN-DRESS SANDWICH（エンドレス サンドイッチ）］

世界各地の料理を
バインミーで表現！

世界の郷土料理をバインミーで楽しめる、ちょっぴりユニークなサンドイッチカフェ。福島［原パン工房］に特注したリュスティックを使用し、自家製レバーパテとナマスは全メニューにイン。フィリピンにルーツを持つ店主の母親の味・アドボチキンなどのレギュラーメニュー３種の他、シーズン＆ウィークリーメニューがそろい、新しい味に出合えるのも楽しい。

Manila（アドボチキン）
フィリピンの煮込み料理のアドボチキンをベースに、しょうゆや酢に漬けてから焼いたモモ肉と野菜をサンド。800円

Hanoi（アジアン鶏ハム）
ナンプラーで風味を付けた鶏ハムとパクチー、スイートチリソース。ベトナム定番の品。800円

Seoul（チーズダッカルビ）
人気のチキンダッカルビもバインミーに! とろけるゴーダとチェダーチーズをたっぷりと。800円

京都・宇治［chop chop Bánh Mì（チョップ チョップ バインミー）］

バゲットの中で光る
和・洋・仏のプロの技

和洋仏のエッセンスを詰め込んだバインミー専門店!? 店主の山中吾太さんは、嵐山で和食、祇園でフレンチ、御池でヴィーガン料理を経験……と聞けばメニュー展開に納得だ。サバカレーやバロティーヌ、ベトナム風揚げ春巻きなど、一品料理としても主役が張れそうな具材が勢ぞろい。出来たてもいいが、少し時間が経って全体がなじんだ状態もお薦め。

オリジナルバインミー
フレンチの技法で軟らかく仕上げた鶏のバロティーヌにレモングラスの香りをまとわせたオリジナルバインミー1,120円

サバカレー
程よいスパイス香りの中にごろごろとサバの存在感が主張するサバカレーバインミー1,100円

写真／沖本 明　竹田俊吾　原 祥子
取材・文／SAVVY編集部