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みんな大好きアジアごはんのトレンドをぎゅっと集めました!
今日からのランチの参考にしてね。

vol.4 “コース”でタイ料理な気分です!

タイ料理好きにこそ食べてほしい。
地方の伝統料理×日本の四季のコラボレーション!

京都・鞍馬口[MOT(モット)]


四季を表現した
“ジャパニッシュ・タイ”コース

東京で[タイ料理 みもっと]を営むみもっとさん(上)が、独創的なコース料理でもてなすレストランを京都でスタート。「日本の四季を、タイ各地の伝統料理の技術を取り入れながら一皿ずつ表現しています」と、9皿のコースを2カ月替わりで提供する。例えばチェンマイ料理をテーマにした初夏のひと皿、青トウガラシのナムプリック(ディップ)は、京野菜の万願寺トウガラシでアレンジ。ほかにも初夏が旬のモンゴウイカは、フレッシュハーブや河内晩柑と合わせて刺し身でサラダ仕立てにするなど、旬の食材からメニューを組み立てている。タイに四季はないため、季節感を感じるタイ料理は、間違いなくここでしか味わえない。ちなみにみもっとさんは東京と京都を往来しているため、営業は日・月のみ。火~土曜は[TOM]と名前を変え、みもっとさんレシピの蒸しスープ+花巻の朝食セットが楽しめる店に。

ナムプリック

チェンマイの名物料理で、トマトとひき肉、万願寺トウガラシの2種類のディップでいただく。青マンゴーやタイナスといった珍しい野菜も。

モンゴウイカのサムンプライ

ねっとり濃厚なイカの刺し身を、ミントやショウガと、ガランガル、レモングラスなどのタイハーブで爽やかにドレスアップ。

鴨とチェリーのレッドカレー

ダックで作るレッドカレーはタイの伝統料理。ダックの代わりに鴨、さらにアメリカンチェリーでほんのりフルーティーに。せいろで温めたご飯と共に。

シメはなんと上生菓子と薄茶

最後はみもっとさんのお点前を。あやめをイメージした青紫色の練り切り餡は、タイでメジャーな植物・バタフライピーで色付け。中にはこしあん入り。

コースは昼・夜とも内容は同じで、全9皿(+αあり)16,500円。予約はInstagramのリンクから。アルコールペアリングは+8,800円(別途サービス料10%要)

写真/エレファント・タカ 取材・文/天見真里子

店舗情報
京都・鞍馬口
MOTモット
  • 電話番号
    なし
  • 住所
    京都市上京区上御霊前通烏丸東入ル上御霊前町409-2
  • 営業時間
    12:00~、18:00~の2部制(一斉スタート)
  • 定休日
    火~土
  • カード使用
  • 席数
    6
  • アクセス
    地下鉄鞍馬口駅から徒歩すぐ
※この記事は2024年8月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。
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