兵庫・神河町で長らく続く[仙霊茶園]。新しい茶園主のもとで“茶園カフェ”や、ギフトにぴったりな茶葉販売がスタート
兵庫県のほぼ中央部。山や川に恵まれた自然豊かな神河町で、約300年続く[仙霊茶園]。生産者の高齢化などで閉園の危機が迫った2018年、茶園を引き継いだのが野村俊介さんだ。
引き継ぐ前から農薬が使用されていなかったことを踏まえて、無農薬・無肥料の自然栽培によるお茶作りをスタートした。さらに「この景色を独り占めするのはもったいない」と2022年には茶園の一角にテーブルとイスを置いてカフェを開き、ギフトにぴったりの茶葉の商品化も。まだ日本では珍しい自然栽培のお茶だが、その分、土地の特徴を味や香りに色濃く反映してくれる。生き生きとしたお茶を、彼らが生まれ育った場所で味わってみて!
写真/コーダマサヒロ(商品)、米田真也(茶園) 取材・文/SAVVY
店舗情報
仙霊茶園せんれいちゃえん
- 電話番号050-3138-4284
- 住所神崎郡神河町吉冨1873
- 営業時間10:00~17:00頃(要予約)
- 定休日不定
- アクセス神崎南ICから車で10分
※この記事は2023年8月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。