「おなじみ中華とひと味違う香港の味」

香港の飲食店グループでエグゼクティブシェフやディレクターを務めていた佐野央典さんが料理を､N.Y.の日本料理店出身の米田 勲さんがサービスを担当｡佐野さんは香港から帰国後､ローストダックスタンド［小小幸福］の立ち上げにも携わり､自身の店でも大きな窯で焼き上げるダックやチャーシューなどの焼味（シャオウェイ）を名物に｡

日本ではなじみのない調味料やスパイスを多用し、どの料理も本場の味に。具材たっぷり土鍋で仕上げるクレイポットライスなど、伝統的な広東料理もあればクセの強い変化球もあり｡｢故郷の味がする！｣と､関西在住の中華系コミュニティからの支持率も高い。

昼のメニューより。好きな焼味を3つ組みあわせできるミートコンボ（右から窯焼きローストダック、鶏の生姜ネギソース、皮付き豚バラ肉のカリカリをセレクト)、ライス、スープ付き1,900円。

イカとスナップエンドウ、空豆、竹の子の梅ソース900円。夜のメニューより、ウイグル式羊のクミン煮込み1,300円

写真／エレファント・タカ 取材・文／天野準子

※この記事は2023年4月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。