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2022.6.1 OPEN　大阪・南船場［TOI（トイ）］

遊ぶ感覚が刺激される、服と出合える“おもちゃ箱”

「子どものころに遊んでいたおもちゃが、大人になると服になっていました」。長年、古着やビンテージを扱うアパレル会社に勤めた前川宗輝さんが独立。まるで部屋のようにディスプレーされた古着や色鮮やかな帽子は、自らアメリカに赴き、フリーマーケットや街なかに置かれた寄付ボックスからピックアップしたもの。

1990年代と2000年代のものを取りそろえ、年代ごとに違った素材やデザインを楽しめる。また「見た目はふざけていても質がいいものを」と目利き力で選ぶのは、ウール100％の裏地付きで実用性を兼ね備えた愛嬌たっぷりのニット帽など。着こなしをイメージしつつ、前川さんに相談をしながらコーディネートを考える。そんな時間も楽しい、つい長居したくなる一軒だ。