編集長の竹村です。
12月も半ば、寒波もやってきました。
厳しい寒さに身震いしています。
厳しいといえば
わたしたち出版業界にとって、年末は厳しい季節です。
うっすら聞かれたことがあるかもしれませんが
年末進行、というものがあるからです。
年末進行……
雑誌の印刷は、
印刷会社の工場にすべての原稿を入れてから
刷り上がって納品されるまでに約1週間ほどかかります。
そして、年末年始。
印刷会社の工場が1週間ほど止まります。
つまり簡単に言うと
1週間ほどスケジュールが前倒しになるんです。
おお!
おおっ、って、今更ながらに驚くことでもないんですが。
1週間前倒しになることは
急に決まったことでもないですし、例年のことなので
もちろん前もって心構えと準備はしているつもりです。
ですが、やはりいろいろそうは上手くいきません。
(夏休みの宿題をきっちり計画的に終わらせられる人でしたか?)
そんな、泣き言を言っても、
印刷会社は「しらんがな」ですわね。
ビジネスはビジネス。
10年、20年前だと、
印刷会社も土日稼働や深夜稼働で
ギリギリなんとか無理を聞いていただいていたりもしました。
とはいえ、今は働き方改革の時代です。
印刷会社も無理は聞いてくれません。
(いや、それでもまだまだ無理をしていただいてるとは思います。いつもありがとうございます!)
なので、12月が近づいてくると、
すべてを前倒しで進めて、フル稼働でやっております。
とはいえ(2回目)、編集部も働き方改革はされています。
編集部といえば、書類山積みで、煙モクモクみたいなイメージもありますか。
かつては、灰皿に吸い殻があふれて……みたいなオフィスでしたが
いまはビルが全館禁煙なので、そういうことはありません。
そして、締め切り前は徹夜、徹夜で廃人のようになった編集者が
床にごろごろと転がって、みたいなこともありません。
怒号が飛び交うこともないですし。
時代は変わっていくし、変わっていった方がいいと思います。
時代とともに歩んできたサヴィを、よろしくおねがいします。
(年末の挨拶のような終わり方ですが、年内まだもう一回あります)
それではどうぞよろしくおねがいします。
※写真は、最近であった景色です。脈連も意味もありません。すいません。
※編集長日記は、毎週金曜更新! 次回は12/23(金)更新予定です。
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