DSC08506HE

SAVVY.jpの竹村です。

スマホにタブレット、パソコン。
デジタル化が進んで、すっかり字を書く機会が減りました。
取材メモをタブレットで書いたり、
録音してAIでまとめたり、
時代は進んでおります。

減りました、ではあるけれど
なくなった、わけではありません。

なんだかんだとちょいちょい書くことはあります。
ただ、書く機会が減ったからか、
たまに書くと、「どうにも字が下手だー」と
改めて実感することも多くて。
たまに書くからではなく、
元から下手だという意見は一旦はさておいて。

そんな折りに、「大人のペン字教室を始めました」の報。
おりしも、会社の近く。
これは!と勢い込んで体験入学してきました。

ペン字教室をされているのは、永井玲子さん。
本業は、フリーでPR広報をされています。

聞けば、「習い事が何をやっても続かなかったけれど、ペン字は続けられて」と。
コロナ禍に、ふと思い立ってペン字教室に通い出したそう。
「綺麗に字が書けるようになるって、いいことしかなくて」と実感した永井さんは、
これはいろんな人に広めなければ!と使命感を抱いたとか。
広報人としてのメンタルが発揮されたのでしょうか。

そこで大阪・本町の雑居ビルの1室で、ペン字教室が始まったという。
モダンにリノベーションされたビルの一室を開けると、
思いがけない空間が広がっておりました。


え、ここはカフェ?ですか?
いわゆるカルチャー教室みたいなものを想像していただけに、
軽く面食らってしまいました。

「私の師匠がやっていた教室が、こんな雰囲気でやっていたので。師匠に顧問に入ってもらって、それを受け継いでいます」。
まずはお茶とお菓子が出てきて、いざレッスンスタート。
レッスンは、1回90分6,600円。
自分の名前を書くことから始まります。

先生のお手本が、美しすぎてびびります。
が、懇切丁寧に教えていただけるので、びびらなくて大丈夫(どっちや)
「とにかくほめていくやり方でやってます。大人になって厳しくいわれるのつらいじゃないですか」と笑う永井さん。
とはいえ、コツであったりポイントであったりは、
的確に教えていただけます。
「こことここの隙間は同じくらいにしたほうが格好良く見えます」とか
「ここはまっすぐに」とか。
ちょっとしたことで、綺麗になっていくのが楽しい。

そして、うまく書いてやろうみたいな邪念があると、下手になるのが
なんとも人生を感じます。

そんなであっという間に90分が終了。
2文字で時間が来てしまいました。

「字が綺麗に書けるようになると、いいことしかありません」
と、レッスン始めに言っていた永井さんの言葉を体験できました。

綺麗な字を書ける大人の一歩を踏み出しましたよ。

それではどうぞよろしくお願いいたします。

[pen.]
公式Instagram https://www.instagram.com/pen__official/
11:00~16:00(土・日・祝12:00~) ※要予約

1 / 4

※〈編集日記〉は毎週金曜更新、次回は3/14(金)予定です
過去記事は、ハッシュタグ #編集日記 #編集長日記 をクリック。

Share
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
SAVVY4月号『京都さんぽ』
発売日:2025年2月21日(金)定 価:900円(税込)