SAVVY.jpの竹村です。
スマホにタブレット、パソコン。
デジタル化が進んで、すっかり字を書く機会が減りました。
取材メモをタブレットで書いたり、
録音してAIでまとめたり、
時代は進んでおります。
減りました、ではあるけれど
なくなった、わけではありません。
なんだかんだとちょいちょい書くことはあります。
ただ、書く機会が減ったからか、
たまに書くと、「どうにも字が下手だー」と
改めて実感することも多くて。
たまに書くからではなく、
元から下手だという意見は一旦はさておいて。
そんな折りに、「大人のペン字教室を始めました」の報。
おりしも、会社の近く。
これは!と勢い込んで体験入学してきました。
ペン字教室をされているのは、永井玲子さん。
本業は、フリーでPR広報をされています。
聞けば、「習い事が何をやっても続かなかったけれど、ペン字は続けられて」と。
コロナ禍に、ふと思い立ってペン字教室に通い出したそう。
「綺麗に字が書けるようになるって、いいことしかなくて」と実感した永井さんは、
これはいろんな人に広めなければ!と使命感を抱いたとか。
広報人としてのメンタルが発揮されたのでしょうか。
そこで大阪・本町の雑居ビルの1室で、ペン字教室が始まったという。
モダンにリノベーションされたビルの一室を開けると、
思いがけない空間が広がっておりました。
え、ここはカフェ?ですか?
いわゆるカルチャー教室みたいなものを想像していただけに、
軽く面食らってしまいました。
「私の師匠がやっていた教室が、こんな雰囲気でやっていたので。師匠に顧問に入ってもらって、それを受け継いでいます」。
まずはお茶とお菓子が出てきて、いざレッスンスタート。
レッスンは、1回90分6,600円。
自分の名前を書くことから始まります。
先生のお手本が、美しすぎてびびります。
が、懇切丁寧に教えていただけるので、びびらなくて大丈夫(どっちや)
「とにかくほめていくやり方でやってます。大人になって厳しくいわれるのつらいじゃないですか」と笑う永井さん。
とはいえ、コツであったりポイントであったりは、
的確に教えていただけます。
「こことここの隙間は同じくらいにしたほうが格好良く見えます」とか
「ここはまっすぐに」とか。
ちょっとしたことで、綺麗になっていくのが楽しい。
そして、うまく書いてやろうみたいな邪念があると、下手になるのが
なんとも人生を感じます。
そんなであっという間に90分が終了。
2文字で時間が来てしまいました。
「字が綺麗に書けるようになると、いいことしかありません」
と、レッスン始めに言っていた永井さんの言葉を体験できました。
綺麗な字を書ける大人の一歩を踏み出しましたよ。
それではどうぞよろしくお願いいたします。
[pen.]
公式Instagram https://www.instagram.com/pen__official/
11:00~16:00(土・日・祝12:00~) ※要予約
※〈編集日記〉は毎週金曜更新、次回は3/14(金)予定です
過去記事は、ハッシュタグ #編集日記 #編集長日記 をクリック。