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SAVVY.jpの竹村です。

2022年9月号で「カフェ」特集をしました。
そのときに、東京の[MAMEHICO]が、神戸に出来る! と
お伝えして、早2年。
脱サラしてお店を切り盛りするのは
渡辺臣将さん、みゆきさん夫妻。

そんなみゆきさんから、直筆の手紙が届きました。
(直筆の手紙なるものをひさびさに体験しました)

内容は、
「10月26日(土)、27日(日)に、『みかげオープンマルシェ』を開催する運びになりました……神戸で活動するミュージシャンの音楽ライブ、食や健康に関するトークショー、生産者さんと繋がった物販イベント、メンバーさんの得意なことを活かした各種ワークショップなど……」

そして、そのイベントについて話を聞いて欲しいというお手紙でした。
先般の取材時に、やや無茶ぶりをしても受け入れてくれるご夫妻だったので、
うっすらクレージーさは感じてはいたのですが、
なかなかの唐突感に、これは話を聞かねばと思った次第です。
(人生の多くは唐突にまみれているものではあります)

そもそもここのカフェは、メンバーシップなる制度を取り入れていて、
もちろん一見さんでもカフェに入れるのですが、
メンバーになることで、よりお店とお客さんが繋がって
カフェをフリーな場、として使っていけるように、との思いがあるとのこと。

そんな交流を大事にするカフェだからこそ、
「もっと地域とからめた何かがしたい!」と。

やや前のめり気味に始まった企画は、
お二人の交友関係をとにかく集めた!みたいなごった煮感があって、
まあまあカオスです。(ほめてます)

臣将さんいわく
「本当は、イベントのコンセプトがあって、それに沿った形で
いろいろ出来たらいいんでしょうが、とりあえずやってみよう! と思って、
二人の好きな人を集めました!で、突っ走ろうかと」

結果的に[MAMEHICO神戸・御影]の芯の部分が集まってる気もします。
SNSとかウエブだと、自分の興味があることを深掘りすることはできますが、
唐突な出会いはなかなかないメディアだと常日頃感じております。
とある人が「SNSではセレンディピティは起きない!」と叫んでいたのを
思い出します。

雑誌の良さは、自分の興味のあることの横に、ふらりと興味がないことも載っていて
なんとなく出合える、というところもあると思います。
このイベントも、そういう意味では雑誌的かなぁと思います。
脈略のないものが集まっていることで生まれるなにか、出合えるなにか、
があるような気もします。

とにかく熱意はすごい二人なので、その熱量を感じに行くのもいいかもしれません。

それではどうぞよろしくお願いします。

みかげOPEN Marche
日程:10月26日(土)、27日(日)
場所:MAMEHIKO神戸・御影
※詳しくは、MAMEHIKO神戸・御影公式Instagram
(https://www.instagram.com/mamehico_kobe/)をご確認ください

※〈編集日記〉は毎週金曜更新、次回は10/11(金)予定です
過去記事は、ハッシュタグ #編集日記 #編集長日記 をクリック。

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SAVVY1月号『よしもと漫才劇場となんば』
発売日 2024年11月22日(金)定 価 900円(税込)