編集長の竹村です。
物持ちがよいといわれます。
いま古着がちょっとしたブームですけれど、
古着のつもりじゃないのに、
ながく着続けているうちに古着になっているというか。
セルフ古着とでもいいましょうか。
山道具も、30年とか使い続けているものもあるので
こちらもかってにビンテージになってます。
年配の登山者に、
「最近は、こういう古い感じの道具が流行ってるねんなー」
と、言われたりもします。
が、サラ(関西弁!)から使い続けるものなんですよ……
心の中でつぶやいております。
そんなわけで、ランニングシューズ。
わたくし河原をよく走っております。
そのときに使ってるシューズが、ありえないほど長持ちしてまして。
一般的に、ランニングシューズの寿命は600〜700kmと言われています。
ですが、今使っているニューバランスのシューズは、
おそらく5,000km近く走っているのではないか、と思います。
5,000kmって車かよ、っていう話ですよね。
はっきり覚えていないのですが、
おそらくコロナ前に購入したと思います。
月にだいたい100kmくらいのペースで走ってるので、年間1,200km。
2019〜2023年の4年で、4,800kmという計算です。
知り合いのスポーツ用品店の社長にこの話をしたら
「ありえへん!」と、一言。
まあ、使ってるといっても、
写真のような状態なので、
使えてるとはいえない、といえばそうなんですけれども。
(上からだと、そこまで痛んでるようには見えませんか?)
正直、ソールを見ると、
シューズとしての機能はとっくに終わってるように思われます。
しかし、この裸足感覚といいましょうか
ぺらっぺらな感じが、意外と良くて。
そもそも、タイムを追求するシリアスランナーでもなく、
大会に出るわけでもなく、
1km6分くらいのスロージョグなので、あんまり気にならないのかもしれません。
とはいえ、あまりにもあまりにもなので、
新しいシューズを買いました。
さすがに。
いま流行の、厚底系です。
ペラペラ系から、極端な変更。
一度走ってみたら、ふわっふわすぎてペースが乱れました。
しかし、走り心地はとても良い(そりゃそうだ)。
で、結局、いまだに古い方を使っています。
新しいのがダメなわけではなくて
どこまで使えるのかを見てみたくて。
もうすでにダメですよ、というご意見は重々承知です。
ここまできたら、という気持ちもご理解いただきたい。
いずれにせよ、物持ちが良いというより
単に捨て時を見失ってる人なのかもしれません。
まぁ、これももったいない精神ということで。
それではどうぞよろしくお願いいたします。
※編集長日記、次回は2/23(金)更新予定です。
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