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編集長の竹村です。

年末からしばらく旅取材が続いていました。
(この先もまだ続きますが、福井に続き北海道)

さて、先週お伝えしたように福島に行ってきました。
大阪・福島区ではなく、福島県・会津磐梯山です。

何をしに行ったかはさておき、とりあえずの感想は
「雪がない!」
です。

今週は関東での大雪のニュースが流れていたので、
雪の印象があるかもしれませんが
今年は暖冬と言われていて、そして雪がない。

2月の会津磐梯といえば、雪深いはずなんですが、
福島空港を降り立ち、山に向かえどもまったく雪がない。
ふもとに近づくと、それなりに雪はありますが、
道にはまったく積もっておらず、道ばたにちょろりとあるぐらいです。
山麓を見れば、それなりにありますが、
この風景は3月下旬のよう、です。

地元の人に聞いても、
例年なら道に除雪された雪が1m以上積もっていて、
とのことだそうですが、まるっきりありません。

これじゃスタッドレスいらず、ですね。

温泉に浸かりながらの雪見なら風情もありますが、
雪というのは生活するうえではなかなかやっかいです。

雪かきもいるし、道は滑るし、
気温が上がれば、溶けてべちゃべちゃする。

雪自体は0℃以下にならないので、そこまで冷たくはないんですが、
風が吹くとそりゃまあ冷えます。

そういう意味では、雪のない冬は、
それなりに過ごしやすいとは思います。
雪が必要なスキー場は、「なんてこったい!」ではありますが。

その他にも影響はあるみたいで、
地元の料理屋さんにいったら、
「今年のキャベツは甘くない」と。
雪でギュッと締まって甘くなるそうな。
その雪がないから、締まりのないキャベツで
ぼやっとした味になんだと。

村上春樹なら「教育されていないキャベツ」ってとこでしょうか。
違うか。

あとまあ、雪は貯水機能があるので
春以降の水不足が心配ではありますね。

関西の都市部にいると、
雪の影響を感じることはあまりないんですけど、
ひさびさに冬の東北にいって感じたことでした。

写真は、古い街道沿いにある大内宿。
山深い北から入ったのですが
(南からの方がアクセスはいい)
そこまで苦労せずにいけました。
例年なら、2駆のレンタカーではきびしかろうという道でしたので。


それではどうぞよろしくお願いいたします。

※編集長日記、次回は2/16(金)更新予定です。
過去記事は、ハッシュタグ #編集長日記 をクリック。

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