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編集長の竹村です。

梅の開花がはじまり、桜のつぼみも膨らんできました。
急に冷え込んだりもしますが、
春の訪れを感じる、今日この頃。

『SAVVY』では、毎年恒例の「京都特集」が発売です。
毎回言ってる気がするのですが、
京都は、本当に新しい店がどんどんできている印象です。
新陳代謝が早いというより、新しい店もできていれば
老舗も新しいことを始めたりと、なにかとニュースが多いんです。
(学生が多いとか、歴史的な背景とかいろいろ理由はあると思います)

ともかく平坦でコンパクトな街だから、巡りやすく、
新しい店に出合いやすいのかもしれません。

そんな京都は、あっちとこっち、ふたつ行き先を決めて巡るのが正解!
という提案を、今回の『SAVVY』ではしています。

目的地が1カ所だけだと、前後にどうしよう?となるし、
逆に目的地を詰め込み過ぎると、スタンプラリーのようで忙しい。
2カ所くらいがちょうど良いよね、と思いませんか?

豆皿を買いに行って、スイーツを食べて帰る、とか。
お寺にお参りして、お団子を買って帰る、とか。

先日、東寺に行ってきました。
外から見てばかりで、ちゃんと中に入ってお参りするのは
2回目くらいかもしれません。
京都のみならず、関西は寺社仏閣が日常にありすぎて
慣れてしまっているなぁ、と。

例えて言うなら、大阪の人で通天閣に登ったことがある人は
意外と少ないんじゃないか、という話です。
京都タワーもしかり。

普段、目にしているだけに、気にしていないというか。
でも、東寺に改めて入ってみて、
「国宝だらけやん……」と、アホみたいな感想がありまして。
こんなに狭い場所に国宝がいっぱいある街は、他にはないのではないか。

それ気付いてなかったん?
というツッコミは覚悟の上の吐露でございます。

でも、近くにいるからこそ定番のものを見逃してませんか?
と、ご提案したいです。

表紙になっている[かざりや]のあぶり餅。
改めて、ああやっぱりおいしい、すてき!となるのです。

そんな、新しいと定番が詰まった京都へぜひ!

今宮神社の門前で江戸時代から受け継がれる[かざりや]のあぶり餅。1人前600円

写真/エレファント・タカ

※編集長日記は、毎週金曜更新! 次回は3/3(金)更新予定です。
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SAVVY1月号『よしもと漫才劇場となんば』
発売日 2024年11月22日(金)定 価 900円(税込)