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SAVVY編集長の竹村です。

街に観光客が戻ってきました。
人があまりいない観光地を見てきた3年間なので、
わーっと人がいると、「おお!」となりますね。
(何も言えてない……)

ともかく、街に活気があるのは、楽しい気分になります。
特に、ミナミはすごい人です。
心斎橋商店街は、まっすぐ歩けないほど。
国内外いろんなところから来ていそうな感じです。

話が急に変わりますが、地図が好きです。
正確に言うと、地図を見るのが好きなんです。

昔は、ゼンリンの住宅地図(ご存じですか?)を、
今なら、Googleマップをいつまでも見ていられます。
あと、地図は上が北になっていないと気持ち悪い人です。
駅にある地図が天地左右、南北東西のパターンが
いろいろあって苦手です。
まったくの余談ですが。

地図をよく見ているからか、
道に迷うことはあまりありません。

関係があるのかないのか、
道を聞かれることがめちゃくちゃ多いんです。
「この人、地図が好きそう!」なオーラが出ているんでしょうか?

直近で言うと、左京区の住宅街で駅の場所を聞かれました。
入り組んでいて確かに分かりづらい場所です。

その前は、家の近所でホテルの場所を聞かれました。
おそらく北欧系の家族と思われます。

いまどきはスマホで経路を調べられるので……、と思うのですが、
それでもけっこう聞かれます。

まぁ、梅田の地下とかだとスマホのナビでは少し難しかったり
似たようなビルが近接してる場所だと、
どのビルなんだ?ってなるのかもしれません。

聞いてくる人は、年齢性別国籍が本当にバラバラで、
一貫性はなく、観光客に聞かれるっていうだけでもないんですよね。

旅先でも聞かれることがあって、
先日の愛媛・松山の取材中も道後温泉の場所を聞かれました。

なんなら、海外に行ったときも。
ニューヨークでは、シュッとしたスーツのお兄さんに
「ここに行くにはどの地下鉄に乗ればいいんだ?」と聞かれ、
ロサンゼルスでは、ハルベリーみたいな女の人にモールへのバス停を聞かれたり。

いや、しらんがな。
という話ですね。

知っていれば答えられますが、旅先だと知らないことの方が多いですからね。

思い出すと、セントラルパークで、
やっぱり北欧から来っぽい家族に、
「ジョン・レノン どこ?」みたいに聞かれて、
ジョン・レノンは、この世にいませんよ、
オノ・ヨーコのことですか?と思いながらもう少し聞いてみると、
「ジョン・レノン、シューティング、バーン!どこ?」ということでした。
要は、ダコタ・ハウスに行きたかったようで。
結局、正確な場所が分からなかったので、
「ポリスを探して聞いて」とお伝えしましたが、たどり着けたのでしょうか。

海外にいるときも、ほぼ手ぶらで歩いているので
地元の人ぽいのかもしれませんが、それにしても、ねぇ。

そういえば、タイのバンコクでは、
地元テレビ局の街頭インタビューを受けました。
正確に言うと、受けそうになりました、ですね。

早朝に散歩をしていると、
前からテレビカメラ、音声、ディレクターの3人が近づいてきて
マイクを向けてなにやら喋ってきます。
タイ語はまったく分からないので、
「ごめんなさい、ぜんぜんわかりません」と日本語で言うと

ギョ!こいつタイ人じゃねぇのか!みたいな感じで去って行かれました。
一体何だったのか。

あまりにも、無防備そうな顔で歩いているのか。

いろいろありますが、海外からの観光客が増えた今、
日本に来たからにはいい思い出として帰ってもらいたいので
道を聞かれたらできるだけ真摯にお答えしたいと思います。

翻訳アプリを使いこなせば、タイ語もいけそうな気もしますので!

それではどうぞよろしくおねがいします。

今回の写真は本文とは関係ありませんが、
取材中に出合った景色です。

※編集長日記は、毎週金曜更新! 次回は6/9(金)更新予定です。
過去記事は、ハッシュタグ #編集長日記 をクリック。

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SAVVY6月号『花とグリーン』
発売日 2024年4月23日(火)定 価 900円(税込)