2026年の干支は午(馬)!古くから人と馬は共存し、尊く大切な存在ゆえ神様へ献上され、商品の運搬のほか、騎馬や、田畑を耕す農耕馬の役割も果たし、生活に欠かすことのできない存在として愛されてきました。
その年の干支にお参りすると縁起がいい!ということで、馬にお参りできる寺社ご紹介。馬から御利益をいただこう!
迫力たっぷりな馬頭観音がお出迎え
☑神戸・王子公園[妙光院]
全国のお馬関係者が詣でる
由緒ある山辺の古刹
六甲の霊峰・摩耶山へ続く登山口にある[妙光院]。703年、天武天皇の勅願により建立された地は京都の京極。その後、後陽成天皇の勅願で山科に再興されるも、第24世圓照和尚が未来の発展を見据え、この地へ移したのが約120年前のこと。先見の明がある和尚らしく、1933年に動物愛護の精神を普及すべく造立したのが馬頭観世音菩薩(ばとうかんぜおんぼさつ)。以来、競馬や乗馬関係者から崇敬を集めるだけでなく、かの高松宮杯を生んだ高松宮宣仁親王も御台臨されたという、全国屈指の馬に縁ある名刹となった。霊峰を背にそびえる馬頭観音は像高6mほど。血湧き肉踊る馬の背に憤怒の表情で立つその御姿は、威風堂々! 境内の清涼な空気も相まって、思わず背筋が伸びる。


力強く躍動するお馬さんを背後から眺めてみると……はっと見とれるほどの美尻がひょっこり。リアルな造形は鋳物の名匠、大谷相模掾隆義によるもの。

境内には競馬や乗馬の世界で活躍した馬のための供養塔も。体が大きな動物ゆえ、遺骨ではなくたてがみが納められている。

毘沙門堂
福徳開運の天尊でありお寺の本尊、毘沙門天を祭る。通常は堂外拝観のみだが、1月1〜3日は特別に本尊が開帳され、法要の際は内陣にて拝観することができる。

聖天堂
「聖天さん」の愛称で親しまれる息災増益の天尊、大聖歓喜天を祭る。かつてお寺があった山科より移築された御堂で、境内で唯一、きらびやかな朱色をまとい異彩を放つ。

店舗情報
妙光院みょうこういん
- 電話番号078-221-3065
- 住所神戸市中央区神仙寺通1-2-10
- 営業時間開門6:00~16:00頃、寺務所9:00~16:00頃
- アクセス神戸市バス「青谷」バス停から徒歩6分
写真/エレファント・タカ コーダマサヒロ 取材・文/杉田裕路子 本庄 彩 村田恵里佳 吉田暁音(SAVVY)
※この記事は2026年2月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。
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