日本全国の街角をエッセイで繋ぐ、この企画。5つのレーンで、次々とバトン(テーマ)を変えて、次の街角にリレーしていきます。
「大阪の伝統工芸ってなんだ?」
関西のすてきをおとどけするウエブ・SAVVY.jpの竹村です。
全国のローカルメディアがエッセイを交換するこの企画。
大阪からお届けします。
さて、回ってきましたバトンは
「伝統工芸にまつわる、よもやま話」です。
大阪の伝統工芸……。
街ネタを追いかけて20数年やってきていますが、
あまり伝統工芸を追いかけたことはないかもしれません。
NHKのお昼の番組とかでちょいちょい見かけるような。
そこで、ちょっと調べてみると こんなサイト がありました。
なるほど。
まあまあ、渋いですね。
この中で取材したことがあるのは堺の包丁くらいでしょうか。
その取材の時にもらった爪切りはいまだに使っています。
とにかく切れ味が良い、気はします。
少し話がそれますが、関西は昆布文化です。
北海道の昆布がなんで関西で、というのは、
大阪が天下の台所と言われるほど商売が盛んで、
日本海側の北回りの海路が発達してたからと言われています。
さて、また話がそれますが、
とろろ昆布と、おぼろ昆布。違いが分かりますか?
もしかしたら、おぼろ昆布をご存じない人もいるかもしれません。
いずれも昆布を、うすーく削ったものには違いないのですが。


ごはんに乗せてもいいし、お味噌汁に入れてもいい。
おひたしに加えても、旨みが増すのでお薦めです。
とろろ昆布は、スーパーでよく見かけるものですね。
細い筋状になった昆布が束になっている。
一方のおぼろ昆布。よく見るとひらひらとした薄い板状になってます。
違いは何かというと、削り方です。
とろろ昆布は、何枚か重ねた昆布の断面を削ります。
なので、筋状になってるんですね。
おぼろ昆布は、1枚の昆布の平たい面をこそぐように削ります。
なので、1枚の平たい板状なんです。
味わいや使い方はそれぞれ好みですが、
とろろ昆布の方が大量生産できるので、比較的安価なことが多いです。
おぼろ昆布は、職人がシャッシャッと削っていくので、手間と技術が必要です。
で、昆布と伝統工芸がなんの関係があるねん、と皆さんお思いの頃合いかでしょうか。
実は、このおぼろ昆布を削るには、よく切れる専用の刃物が必要なんです。
堺のよく切れる刃物があったからこそ、おぼろ昆布が出来たとも言われているそうで。
食卓から、大阪の伝統工芸に思いを馳せていただけると幸いです。
次は広島にバトンを繋ぎます。
「いままでの一番の失敗」を教えてください!
それではどうぞよろしくおねがいいたします。
街角リレーエッセイ 参加メディア
長崎『ながさきプレス』
https://www.nagasaki-press.com/広島『Wink』
https://wink-jaken.com/和歌山『もっと和歌山』
https://www.agasus.com/大阪『SAVVY』
https://savvy.jp/京都『ハンケイ500m』
https://hankei500.com/福井『ふーぽ』
https://fupo.jp/
※〈街角リレーエッセイ〉は木・日曜の不定期更新、次回は12/21(日)予定です。過去記事は、ハッシュタグ #街角リレーエッセイ をクリック。
※この記事は2025年11月時点の情報です。記事に掲載されている情報は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。
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