岐阜駅近くにオープンし、街の朝の風景を一新させたベーカリー[VAAT]。
そちらのオーナー・小林 徹さんが、今回は朝から楽しめる岐阜をアテンド!
丸一日過ごしてみると、丁寧で豊かな城下町の暮らしが見えてきました。
[VAAT]小林 徹さん/メンズ&レディースのセレクトショップ[EUREKA FACTORY HEIGHTS]をスタートしたのち、2022年にパンとコーヒーのお店[VAAT]をオープン。生まれ育った岐阜市を、もっと人が集まる場所にしたいと活動中。
スケジュール
7:21 JR新大阪駅 発(JR東海道本線)
8:41 JR岐阜駅 着
9:00 ベーカリーカフェへモーニングを買いに行く
10:00 図書館で一休み
12:00 岐阜名物を目指す
14:30 お土産を探しに!
16:00 岐阜ちょうちんを見学
19:00 居酒屋のうどんで旅をシメる
9:00
早速、[VAAT]でモーニング!
自慢のパンを召し上がれ
「何より、僕が使いたくて。
自分が良いと思うものを」
「仕事前においしいスペシャルティコーヒーやラテを飲める場所が欲しいな、と思って」。小林さん自身の理想を体現した[VAAT]は午前8時開店。地元の友人でありパン職人の立川朋之さんとタッグを組み、「毎日食べたい」少数精鋭のパンをそろえつつ、コーヒー一杯でも立ち寄れるスタンド的空間に。ショーケースには東京[MERCI BAKE]店主・田代翔太さん監修のサブレなど、お土産にしたい逸品も!
- 電話番号なし
- 住所岐阜県岐阜市長住町5-3-10
- 営業時間8:00~17:00
- 定休日水・木
- カード使用可
- アクセスJR岐阜駅から徒歩10分
10:00
街のみんなの憩いの場[ぎふメディアコスモス]。
行く価値ありますよ!
「市民として誇らしい、
街の文化を育む場所」
「建築家・伊東豊雄さんによる建築が素晴らしく、ここが市井に開かれた図書館というのはすごいこと」と小林さん。“シビックプライド”を掲げた複合文化施設は、先進的な試みを実践する1階だけでも高い文化度に驚くが、圧巻は2階の岐阜市立中央図書館(下)。曲線を描く格子天井の元、光を注ぐグローブが点在する壮麗な空間に、巨大ソファまで! 図書館の概念を覆される伸びやかさにしびれる。入館は市民以外も可。
- 電話番号058-265-4101
- 住所岐阜県岐阜市司町40-5
- 営業時間9:00~21:00(図書館は~20:00)
- 定休日毎月最終火(祝の場合は翌日休)&年末年始
- カード使用可
- アクセス岐阜バス「岐阜市役所・メディアコスモス」バス停から徒歩すぐ
12:00
絶対食べてほしい、[更科]の名物
冷やしたぬきを目指して
「地元の人に愛され続ける
岐阜のご当地グルメ」
創業は1928年のうどんとそばのお店。「昔ながらのスタイルと変わらない地元の味を、県外の方にも味わってほしい」。そう話す小林さんの定番は、看板名物「冷やしたぬきそば」。あげと天かすを一緒にしてほしい、というお客さんの要望から生まれたオリジナルで、自家製麺の田舎風そばと甘辛いつゆも病みつきに。並750円
- 電話番号058-265-9594
- 住所岐阜県岐阜市京町3-4
- 営業時間10:30~17:45LO
- 定休日木
- カード使用可
- 席数57
- アクセス岐阜バス「ドリームシアター前」バス停から徒歩5分
岐阜の旅はまだまだつづく……
ACCESS
大阪→岐阜駅/電車●新大阪駅→JR東海道新幹線・名古屋駅→JR東海道本線・岐阜駅。
新大阪から約1時間30分、片道運賃6,600円
写真/竹田俊吾 取材・文/村田恵里佳