“新発見”がいっぱい!
新しくなった! 神戸須磨シーワールド

2024年6月、須磨海浜公園内に［神戸須磨シーワールド］が誕生。生き物の種類が大幅に増え、直接触れ合えるイベントも充実と、魅力増し増しな新施設の見どころをたっぷりお届け！

多彩な展示や触れ合いで
生き物とつながれる場所

“スマスイ”の愛称で親しまれた［神戸市立須磨海浜水族園］跡地に誕生した「エデュケーション（学び）」と「エンターテインメント（遊び）」を融合した「エデュテインメント」を提供する水族館。施設内は［アクアライブ］、［オルカスタディアム］、［ドルフィンスタディアム］の三つの館に分かれており、約５６０種、１万９０００匹もの生き物を展示。シャチやイルカによる躍動感あふれるパフォーマンス、生き物との触れ合いや観察を通じて、生命とつながる体験ができるのが特徴。童心に返って、水の世界へダイブしたくなること間違いなし!

☑“新発見”01　

瀬戸内海の海を再現！！
AQUA LIVE（アクアライブ）

まるで本物の海の中!
リアルな生物の姿を見つめる

色鮮やかな魚やサンゴなどが生息する太平洋の自然環境を再現した「トロピカルライフ」、アザラシやペンギンが楽しげに暮らす「ロッキーライフ」など、五つのエリアから構成。自由に行き来することで、水と関わる生物の多様な生活を観察できる。「水の一生」をテーマに、兵庫の自然環境を再現した「ローカルライフ」には、三木市の黒滝をモデルにした滝や鳴門の渦潮を再現した水槽が登場。趣向を凝らした展示に心躍る。

☑“新発見”02　

西日本でここだけ、特別なパフォーマンス！
ORCA STADIUM（オルカスタディアム）

シャチを知り、眺められる!
西日本唯一の専用エリア

“海の王者”と称されるシャチを紹介する「オルカスタディアム」。シャチの生態について学べる「オルカラボ」、四つのプールを擁する「スタディアム」では、シャチの母娘による迫力満点のパフォーマンスが。
階下のレストラン［ブルーオーシャンオルカスタディアム］では、壁一面に配した水槽で泳ぐシャチを眺めながらブッフェスタイルの食事が楽しめる。時間が合えば、パフォーマンス中、水中に潜るシャチをレストランから眺められるかも！ パフォーマンスは一日3回以上開催、観覧無料。

☑“新発見”03　

間近でイルカと触れ合えます！
DOLPHIN STADIUM（ドルフィンスタディアム）

イルカ愛がもっと深まる♡
パフォーマンス＆触れ合いの場

「スタディアム」では毎日3〜9回イルカパフォーマンスを開催。トレーナーとの息ぴったりのハイレベルなパフォーマンスは必見！ お隣の「ドルフィンビーチ」では、イルカとの触れ合いプログラム「ドルフィンコミュニケーション」（約20分一人、2,000円。要予約）を実施。トレーナーによる解説で、より深くイルカの生態を知ることができる。じっくり観察したい人は、水中のイルカの様子を間近に見られる1階の「ドルフィンホール」もお薦め。

写真／沖本 明　取材・文／下川あづ紗