かわいい旅VOL5_HE-100

vol.5 タイ・チェンマイ編
『おいしいチェンマイ♡』

チェンマイのおいしいしいものはコーヒーだけじゃありません(詳しくはvol.4をチェック)。せっかくなのでタイ北部料理を食べることができるレストラン[クルアペット・ドイガーム]へ。

高い天井から吊り下げられたランプがキレイで、ちょっとリッチな夢心地。この装飾もタイ北部ならではなのだとか。そして「ドイ」があちこちに出てくるなぁと思いませんか?ドイってタイ語で「山」のことなんですよね。ドイガームはガーム山、ドイステープはステープ山。タイに行くと色んなところにDoiって書いていて、自分のことを言われているみたいで、うれしはずかしって感じでソワソワします。

タイ北部料理は、ちょっと辛めの印象でした。辛い、酸っぱい、甘いが共存している感じの複雑だけど絶妙なカレー。そして、ちょっとずついろんなお総菜の盛り合わせプレートは、ゆで野菜や豚皮のフライなどを、赤と緑のディップを付けて食べる!赤がトマトと豚肉ベースの感じ、緑が青唐辛子のみそっていう趣き。緑は結構辛かったです。赤を瓶詰めにして持って帰りたい。岩のりみたいにご飯に乗せて食べるのもおいしかったです。

デザート!やっぱり氷!

ココナツミルクに、タピオカ粉でコーティングしてザクロに似せたクワイの実が入っていて、その上に、かき氷どーん。クワイって、お節料理以外では初めて食べたかも!しかもスイーツになるとは!ぷにぷにの中に芯があって、不思議とクセになる食感でした。興奮して写真がぶれててすみません!

仙草ゼリーにココナッツミルク&かき氷!台湾でよく食べる仙草ゼリーですが、ここで食べたのは、すっごいスモーキーな仙草ゼリーでした。体に良さそうな味です。

振り向いたら、椅子の背もたれの上にいらっしゃいました。近いよ〜。ですが私への興味はなく、私の肩越しにテーブルの食事を見つめてらっしゃいました、笑。

ここも北タイ料理のレストラン[ファンペン]。看板は出てるんだけど、中に入って間違ったかなと思ってしまった。さながらアンティークショップ。その奥にあるお店で、調度品がいちいち素晴らしいです。お料理もちゃんとおいしい!こちら、チェンマイといえばのカオソーイ。食べたかった〜!そしてお盆もかわいいでしょ?

タイのオムレツ。しっかり火が通っていて食感は卵焼きって感じ。素朴なんだけどおいしい。お皿がかわいい。

スペアリブ。柔らかくて、ピリ辛のソースはつけなくても、コショウが効いていておいしかった。ずっしり重みのあるすてきなお皿。

表情がユーモラスだし、フォルムがまあるくて愛らしい。こういったものが無造作にあちこちに置かれています。売って欲しい。

やっぱり茶色いものはおいしい。[カオソーイラムドゥアン]のカオソーイ。タクシーの運転手さんが行き先を見て「アロイ、アロイ!(タイ語で、おいしいの意)」ってうれしそうに言ってました。降りる時にもまた言われたので、本当に人気店みたい。日本で食べるよりも、スープが軽い気がします。エシャロット、ライム、漬物を入れて味変すると、味の輪郭がクッキリする感じでおいしかった。

また茶色い。丸くてコロコロかわいいコレ、めっちゃおいしかったソーセージ!豚肉に、もち米、春雨などが入ってるんです。プチプチした歯応えもあって楽しい。キャベツやショウガがついてきて一緒に食べます。

ちなみにこのソーセージ、サイクローク・イサーンのお店はたくさんあって、それぞれ少しずつ味が違うみたいなんですが、このおじさんのお店は移動販売のみ。案内してくれた知人は、この味が特に好きだから、車を運転していても、おじさんを見かけたら車を止めて必ず買うそうです。また食べたい。おいしかった〜〜。

移動販売で買ったサイクローク・イサーンを食べながらワローロット市場を散策。市場で商品に半分埋もれて販売するかわいいおばあちゃん。

ワローロット市場の近くの花市場にて。花輪はお供えにしたり、贈り物にしたりするそうです。花市場が本当にキレイで、日本に帰ってからお花を買うようになりました。

※〈FM802DJ 土井コマキのかわいい旅へ〉は毎週火・木曜更新!次回vol.6は、4/4(木)投稿予定です。

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SAVVY6月号『花とグリーン』
発売日 2024年4月23日(火)定 価 900円(税込)