かわいい旅VOL2_HE-100

タイ・プーケット編 vol.2
『朝日・夕日がすてき』

このプーケットタウンは、実はめちゃくちゃ観光客が多いんです。どこの観光地も同じで、節操なくヒット曲が流れてるし、ガヤガヤとしています。そりゃそうだよなと思いますが、実は旧市街地はノスタルジックな環境ではなかったんです、びっくり。少し離れるとまた違いますが。そこでお薦めするのが、宿泊すること。小さい街なので宿泊しなくても十分見て回れる広さだし、宿泊はビーチのリゾートホテルでリッチに……も良いとは思います。ですが、同じ風景をぜひ人が減ってくる黄昏時、そして早朝に味わってほしいです。この日は夕立があったらしく(マッサージで寝ていて気づきませんでした)、太陽が傾くと一気に涼しくなって、突然ロマンチックになってきます!そして、美しい!

ご覧ください。黄昏時、いいでしょう??なんだか雲にも奥行きを感じますよね。Vol.1で紹介した自転車のタイヤに空気を入れる男の子のトリックアートがある交差点です。

どんどん暗くなってしまうので、逃したくなくて興奮しながらあちこち歩き回りました。道路にかかる電飾がまたムードを盛り上げてます。これで、18:30くらいです。

銀行です。これも、vol.1の昼間の写真と比べてみてください!夜もいいでしょう?陰影がついて輪郭がはっきりします。なんとなく使うのが怖い海外の道端のATMですが、四六時中こんなふうに誰かが写真を撮っていたら危険度は低いかも?

こちら夜の[The Memory at On On Hotel(ザ・メモリー・アット・オン・オン・ホテル)]の外観です。見えるかなぁ。外の庇にも下げてあるのですが、エントランス内の天井からびっしり吊ってある提灯が、シンボリックですてきです。しかもその下にはグランドピアノが置いてあって、黒いピアノに桃色の提灯が映り込んでて、ドラマチックな物語が始まりそうな雰囲気でした。

夜になると、色んなお店のキュートなネオンサインも映えてきます。

ここは、昼間から気になってたんですが、夜になってネオンがついて営業スタートしてました。階段席とビール箱テーブル席のみなんですね。ビールビール(笑)いろいろ買い集めたんだろうなと思われるポスターなど、細かく見てしまいますね。「デザインの解剖展」のポスターに唸ってしまいました。聞くところによるとタイでは日本語ってオシャレなんですってよ。ほんと?アサヒ・キリン・サッポロ揃っております!

頑張って夜明け前に起きるのも、お得感がります。これで5:30くらい。ほとんど物音もしていません。時々バイクが通ってるくらい。あとは自分の足音のみ。めちゃくちゃお薦めします。独り占めですよ!お店の観光地っぽい看板がなくなると、本当にノスタルジックです。涼しいし!

歩いていたら、やっぱり!巨大な朝市でした!そしてタイといえばの僧侶の朝の托鉢(たくはつ)に初めて遭遇しました。手前の白いビニール袋に入っているのは、みたことない量のパイナップル!!!

夜明けが近づいてきました。買い出しを終わらせた人たちのバイクのサイドカーには、野菜や果物などがもりもり積まれています。露天朝市とは別に、屋内マーケットもあってすごい活気でした。カラオケで歌ってる人もいました。早朝6:00から。

6:30頃、車も増えてきます。眼鏡店のネオンサインがカワユイです。そしてこの夜明けの時間にも、あちこち見て回りたくて、大急ぎで戻ります。

あっというまに朝が来ます。これまたなんと美しい光景。托鉢に回る僧侶も静かに急ぎ足で歩いていました。地元の人しか歩いていない日常を見せてもらって、急に「タイに来ているんだなぁ」と感動しました。

基本的に日の出が大好きなんですが、今回のプーケットで絶対見たかったプロムテープ岬のサンセット。プーケット島の最南端の岬で、タイで一番綺麗な夕日が見られるといわれてます。岬の一番先まで降りていくと見れたのがこの景色。天気が心配だったんですが、きれいに晴れました。本当に美しくて感動しました。海の上から夕日を見ているリッチな人たちもいて、クルーズ船が数隻浮いていて……、どんな光景なんだろうな、同じ目線にあんな光の道が伸びているなんて。実は観光バスが何台もやってきているほどの観光スポットでなので、団体客は来ない岬の先までいくのがお薦めなんですが、とても急な草むらを少し歩くので気をつけてください。スニーカーかスポーツサンダルで。あと、日が暮れるのも一瞬なので、早めに戻ったほうがいいです、きっと(暗いあの道を想像したら怖いです)。
プーケットはこの夕日が、とても心に残っています。

※〈FM802DJ 土井コマキのかわいい旅へ〉は毎週火・木曜更新!、次回vol.3は、3/26(火)投稿予定です。

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