ヘッダー_商売繁盛-100

SAVVYが気になる神社を、ご利益別にピックアップ。ご利益がさらにアップしそうな、気分も高まる「かわいい!」ポイントもチェック。願いがかなったら、お礼参りも忘れずに。

商売繁盛 編

[ 奈良・大和郡山 ]源九郎稲荷神社

読み方 : げんくろういなりじんじゃ
ご利益 : 商売繁盛・家内安全・開運招来

創建不詳だが、飛鳥時代にはすでに存在していたという説もある。[伏見稲荷大社]と同じく宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を祭り、古くは伏見稲荷、豊川稲荷と並ぶ日本三大稲荷に数えられていた由緒ある神社。

稲荷神を祭る神社の定番である狛狐はもちろん、キツネのお面や絵馬など、境内はキツネ尽くし! 社名の源九郎とは源義経のことで、義経が兄・頼朝との戦いで何度も助けてくれた白狐(びゃっこ)に自分の名を贈ったという伝説にちなむ。「大和大和の源九郎さん、遊びましょ♪」と童謡でも歌われていて、毎年行われる『大和郡山お城まつり』の際には子どもたちが白衣に狐の面を被り街を練り歩く“白狐渡御(とぎょ)”の姿が。白狐は界わいの子どもたちにもおなじみの存在。

  • 荷神を祭る神社の定番である狛狐はもちろん、キツネのお面や絵馬など、境内はキツネ尽くし!
  • 毎年春に開催される『大和郡山お城まつり』で使われる白狐のお面も。
  • 拝殿の両脇にも狛狐が鎮座している。
店舗情報
奈良・大和郡山
源九郎稲荷神社げんくろういなりじんじゃ
  • 電話番号
    0743-55-3830
  • 住所
    大和郡山市洞泉寺町15
  • 時間
    社務所10:00~17:00※境内参拝自由 
  • アクセス
    JR郡山駅から徒歩10分

[ 京都・稲荷 ]伏見稲荷大社

読み方 : ふしみいなりたいしゃ
ご利益 : 商売繁盛・病気平癒・学業成就

本殿は重要文化財。五穀豊穣・商売繁昌を主に、病気平癒や学業成就など庶民の生活に寄り添う神社として信仰されている。ずらりと並ぶかの有名な鳥居は今でも次々と奉納されており、 総数は約1万基を超えるそう。

約3万社あり、宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)が鎮座する稲荷神社の総本宮。その広大な境内には、神の使いである多くのキツネの像が据えられている。稲穂や玉など、口にくわえているものもさまざまで、前足をかがめて玉を頭に乗せ、竹をくわえたユニークなもの(写真)も。“お山めぐり”の中腹に位置する[眼力社]にある手水鉢で、口から水が流れている。[伏見稲荷大社]にお参りしたら、色々なキツネを探して巡ってみて!

  • 境内には、神の使いである多くのキツネの像が。前足をかがめて玉を頭に乗せ、竹をくわえたユニークなものも。
  • 重要文化財に指定されている本殿。
  • 社殿や鳥居の鮮やかな朱色も美しい。
店舗情報
京都・稲荷
伏見稲荷大社ふしみいなりたいしゃ
  • 電話番号
    075-641-7331
  • 住所
    京都市伏見区深草薮之内町68
  • 時間
    授与所8:00~18:00※境内拝観自由
  • アクセス
    JR稲荷駅から徒歩すぐ

[ 京都・京丹後 ]木島神社(金刀比羅神社末社) 

読み方 : きしまじんじゃ
ご利益 : 商売繁盛・家内安全・交通安全・開運招来・厄除祈願・学業成就

1830年、養蚕業者らの発案により山城国[木嶋(このしま)神社]から保食命を分祀(ぶんし)して創建。2016年からは、狛ネコをフューチャーして街を盛り上げる“こまねこまつり”を開催している。

全国でも珍しい狛ネコが鎮座するここ、京丹後市峰山にある[金刀比羅神社]末社の[木島神社]。峰山は絹織物業と養蚕業で栄えた土地で、丹後ちりめん発祥の地蚕の神、保食命(うけもちのみこと)を祭っている。養蚕の大敵であるネズミを捕まえてくれるネコは、この商売の味方として代々大切に扱われてきたのだそう。この狛ネコは江戸時代に地元の糸商人や養蚕家らによって奉納されたもので、京丹後市の指定文化財になっている。

  • 2011年の鎮座200年大祭で奉納された陶器のネコは、地元の子ども達が絵付けしたもの。
  • この狛ネコは江戸時代に地元の糸商人や養蚕家らによって奉納されたもので、京丹後市の指定文化財になっている。
店舗情報
京都・京丹後
木島神社(金刀比羅神社末社) きしまじんじゃ
  • 電話番号
    0772-62-0225
  • 住所
    京丹後市峰山町泉1165-2
  • 時間
    社務所8:00~18:00※境内参拝自由
  • アクセス
    丹海バス「金刀比羅神社前」バス停から徒歩すぐ

[ 兵庫・西宮 ]西宮神社

読み方 : にしのみやじんじゃ
ご利益 : 開運招来・家内安全・金運上昇・商売繁盛

平安後期にえびす大神を祭り創建した、約3,500社あるえびす神社の総本社。毎年1月10日、多くの人が赤門から本殿まで走り参りをする“開門神事福男選び”は全国的にも有名。

七福神の一神であり、商売繁盛の神として信仰されるえびす神は、ふくよかなフォルムと右手に釣り竿を持った姿でおなじみ。左手に抱えた鯛は海上安全や漁業の発展、商売繁盛のシンボル。えびす神の総本社[西宮神社]の絵馬は、水しぶきの中で勢いよく跳ねる真っ赤な鯛が描かれた、景気の良いデザイン! 三連春日造りという珍しい構造の金色に輝く本殿にもお参りして、えびす様のパワーをいただいちゃおう。

  • 願い鯛絵馬500円
  • ふっくらした姿に癒やされるえびす土鈴1,500円
店舗情報
兵庫・西宮
西宮神社にしのみやじんじゃ
  • 電話番号
    0798-33-0321
  • 住所
    西宮市社家町1-17
  • 時間
    開門5:00〜18:00、授与所9:00~17:00
  • アクセス
    阪神西宮駅から徒歩5分

※この記事は2024年1月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。

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SAVVY6月号『花とグリーン』
発売日 2024年4月23日(火)定 価 900円(税込)