SAVVYが気になる神社を、ご利益別にピックアップ。ご利益がさらにアップしそうな、気分も高まる「かわいい!」ポイントもチェック。願いがかなったら、お礼参りも忘れずに。
〈安全・厄除け〉
武神と慕われる神様や、京都の都を守る神様。豪華絢爛(けんらん)な本殿や神秘的なモチーフのパワーを感じる神社で安全祈願・厄除けを。
[ 京都・八幡 ]石清水八幡宮
読み方 : いわしみずはちまんぐう
ご利益 : 厄除祈願・必勝祈願・開運招来
国宝に指定されている本殿には、正面に神使のハト、屋根にはハート型にも見える魔除けの猪目(いのめ)など、縁起担ぎや魔除けのモチーフがちりばめられ見応えたっぷり。祭神の八幡神は武運の神としても慕われ、織田信長や豊臣秀吉などそうそうたる時の権力者もあつく信仰し造営に協力したというから、この華やかさにも納得。昇殿参拝(1000円、要申し込み)では神職の案内で装飾に込められた意味をより深く知ることができる。
- 電話番号075-981-3001
- 住所八幡市八幡高坊30
- 時間開門6:00~18:00、授与所9:00~16:00
- アクセス石清水八幡宮参道ケーブル山上駅から徒歩5分
[ 滋賀・坂本 ]日吉大社
読み方 : ひよしたいしゃ
ご利益 : 厄除祈願・必勝祈願・家内安全・商売繁盛
日吉・日枝・山王信仰の神使とされるサル。総本宮であるここ[日吉大社]では、魔除けの象徴・神猿(まさる)として室町時代からサルが飼育されているほど。共に国宝に指定されている二つの本宮のうち、西本宮楼門の軒下には棟持猿(むなもちさる)と呼ばれるさまざまなポーズの神猿の像(左写真)が! ほかにも神猿モチーフの装飾や神猿の形の霊石など、さまざまな場所で愛嬌たっぷりな神猿の姿を拝むことができる。
- 電話番号077-578-0009
- 住所大津市坂本5-1-1
- 時間開門9:00~16:30
- アクセス京阪坂本比叡山口駅から 徒歩10分
[ 京都・北野白梅町 ]大将軍八神社
読み方 : だいしょうぐんはちじんじゃ
ご利益 : 厄除祈願
大将軍神とは、方位の吉凶をつかさどる星の神様。宝物庫[方徳殿]には、日本人独自の暦を作った江戸期の天文学者・渋川春海の作と伝わる日本最古級の天球儀や、平安時代から鎌倉時代にかけて作られた80体もの大将軍神像(重要文化財)から成り、北極星信仰や北斗七星信仰と結びついて宇宙を表現した「立体曼荼羅」など、ロマンを感じる古天文学の資料が多く残されている。北斗七星がモチーフのかわいらしい十二支御守500円はぜひ授かりたいアイテムだ。
- 電話番号075-461-0694
- 住所京都市上京区一条通御前西入ル西町48
- 時間開門9:00~17:00、方徳殿10:00~16:00
- アクセス嵐電北野白梅町駅から徒歩5分
[ 京都・堀川今出川 ]晴明神社
読み方 : せいめいじんじゃ
ご利益 : 厄除祈願・合格祈願・必勝祈願・家内安全・病気平癒・商売繁盛
良縁招来・心願成就・無病息災・交通安全・安産祈願・学業成就
平安時代、都の災難除けになくてはならない存在だった陰陽師として活躍した安倍晴明は、天文暦学を追究した学者としての一面もあった。星の動きを観察し、災害の前触れや天からの警告を察知していたそう。境内には社紋でもあり、厄除清浄を意味する五芒星(ごぼうせい)をはじめ、南に「日」、北に「月」を置いて陰陽を表した“日月柱”、天体観測する安部晴明像まで、星や空にまつわる見どころがいっぱい。
- 電話番号075-441-6460
- 住所京都市上京区晴明町806
- 時間開門9:00~17:00、授与所9:00~16:30
- アクセス市バス「一条戻橋・晴明神社前」バス停から徒歩すぐ
※この記事は20234年1月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。