ノスタルジックな魅力にあふれる銭湯と喫茶店ってどこか似ている?
徒歩圏内にある2軒を、セットで巡って楽しんでみませんか?
SAVVY2022年12月号「関西のかわいい銭湯♨︎」特集からご紹介します!
VOL.2 大阪・池田 カラフルなタイルが素敵!
五月山の大文字焼きに見守られて
お風呂に浸かりながら見上げると、男女の浴室の壁一面にわたって大きな五月山のタイル絵が。1952年の創業当時は大阪城の絵柄だったものが、17年前の改装で地元・池田の風景へと生まれ変わったんだそう。
創業当時から変わらず、昔の面影を残す3つの浴槽に湯が流れるお風呂も特徴的で、「うちはとにかくあつあつのお風呂が自慢。常連さんでよそに行ったら物足りひんって言ってくれる人も多いんです」と、三代目の小柳津信之さんと麻弥さん夫婦は話す。
水風呂は16.5℃と冷たく、思わずクセになる刺激的な温冷浴を求めて、今日もオープンと同時に地元客がやってくる。
- 電話番号072-751-7489
- 住所池田市城南1-2-14
- 営業時間14:30〜23:30
- 定休日月
- 料金入浴料490円(サウナあり、別途200円)
- アクセス阪急池田駅から徒歩9分
城南温泉から歩いて5分!
内装から名前まで、タイル遊びにキュン
まるで外国のブティックを思わせる西洋しっくいの外壁。扉を開くと同じアイボリーの壁が続いていて、カウンターの背景にある青みがかったグリーンのタイルが映える。
店主のこずゑさん(写真)と、姉・幹さんの姉妹が営む喫茶店の内装は、インテリアデザイナーだった幹さんの夫が手掛けた。
[珈廊]と名付けたのは幹さんで、「それだけだとおもしろくないから、タイルを意味するフランス語のCARREAUXも付けてみたの」とこずゑさんは話す。実は創業当時からメニューブックがないのも特徴で、オーダーは口頭でやり取りするのも面白い。
ハムとレタス、卵焼きをサンドしたミックストースト650円に、まろやかなホットコーヒー450円を合わせて。テーブルにも、やさしい配色のタイルを忍ばせる。
- 電話番号072-751-5553
- 住所池田市上池田2-2-38
- 営業時間10:30〜22:00(日・祝13:00~)
- 定休日毎月25日の前の日曜&祝
- アクセス阪急池田駅から徒歩8分