ノスタルジックな魅力にあふれる銭湯と喫茶店ってどこか似ている?
徒歩圏内にある2軒を、セットで巡って楽しんでみませんか?
SAVVY2022年12月号「関西のかわいい銭湯♨︎」特集からご紹介します!
VOL.1 大阪・住之江 ぷっくり凸看板を目指して
多彩なエンタメで銭湯を身近に
両親や親戚も風呂屋を営む生粋の銭湯一族・中松尊彦さんと妻の佳子さんがスタート。のれんをくぐった先には、幸せそうに微笑む“布袋さん”の巨大オブジェが! 廃業した泉大津の銭湯から譲り受けたそうで、全長は100㎝ほどあり、100歳を超えているといううわさも……。
アーティストの作品を展示したり露天風呂を電飾で彩ったり、「もっと銭湯を好きになってほしい」と実施するイベントや手作りの装飾は必見。
昼間は明るい日差しが注ぐ、サンルームのような屋根を備えた浴室には、日替わりのラドン湯や電気風呂など7種のお風呂に加え、無料のサウナもスタンバイする。
お風呂上がりは姫松温泉サイダー250円を片手に、広々とした脱衣所でくつろげる。
- 電話番号06-6681-0567
- 住所大阪市住之江区御崎2-5-1
- 営業時間14:00〜24:00
- 定休日月
- 料金入浴料490円(サウナあり、無料)
- アクセス大阪メトロ住之江公園駅から徒歩15分
姫松温泉から歩いて10分!
重厚な空間が誘う憩いの別世界
「この辺りにはない雰囲気を作りたかった」という、マスターの岡島常晃さん夫妻が1964年に創業。岡島さんのヨーロッパへの憧れを体現したお店には、すてきな看板に始まり、色とりどりのステンドグラス、海外の名画や名所の写真が随所に。界わいでも異彩を放つ空間にはお茶目な人形も隠れ、どこか童話の世界を思わせて、今では若い世代の純喫茶ファンも魅了する。
創業以来、変わらぬ味わいのコーヒーに、ボリュームたっぷりの軽食やモーニングなど、メニューも充実。
意匠を凝らした設えと、家族で切り盛りする気さくなもてなしに、初めて訪れても心和む一軒だ。
“チロル”チョコのおまけつき、クリームソーダ550円
- 電話番号06-6682-2306
- 住所大阪市住之江区中加賀屋3-12-9
- 営業時間7:00〜17:00
- 定休日木
- アクセス大阪メトロ北加賀屋駅から徒歩7分