個性が光るすてきな花屋さん
おうちで過ごす時間も増えて、
花や植物を暮らしに取り入れたくなる今日この頃。
どんなお店があるの? どんな風にお世話をしたらいいの?
はじめての人もベテランさんも知らなかったことがきっと見つかる。
まずは、いま気になるすてきな花屋さんから。
かなわいいなと思った花一輪からで良いんです。
花のある暮らしをはじめてみませんか?
強く、激しく、
芸術的に、挑戦し続けるフローリスト
[Maestro 京都]
2009年より店舗を持たず、装花や生け込み、植物のリース、庭のデザインなどを行ってきた[MAESTRO花緑事務所]。フローリストというより格闘家!? のような強めなルックスの代表・綛谷(かせや)武史さんは、自らを“四季者”(しきしゃ)と称し、植物を使ったアート作品を発表するなど、フローリストの枠にとらわれず大胆に活動してきた。
昨年オープンした店舗も「とにかく入りやすい店にしたくて」と、色とりどりの花が出迎えてくれるフォトジェニックなエントランスや、蘭のソフトクリームが名物のカフェコーナーを設け、花を買う目的以外の人もわざわざ訪れるこれまでにないムーブメントを起こしている。
「パキッと彩度の高い花が好き」と語るように、切り花コーナーにくすんだ色の花を一切置いていないのも潔い。鮮やかな花のブーケは、ともすればどぎつくなりがちだが、綛谷さんの手にかかると統一感や洗練美が生まれ、その様はまさに花をまとめる指揮者のようだ。
綛谷さんのつくるブーケ
生花のほか、グリーンや鉢も販売している。花器では、チーク材にガラスを吹き付けて作るフラワーベースや「Fat lava」と呼ばれる旧ドイツのビンテージも人気。
店舗情報
Maestro 京都マエストロ
- 電話番号075-746-6177
- 住所京都市中京区夷川通御幸町上ル松本町576
- 営業時間11:00〜18:00(カフェ〜17:30LO)
- 定休日日・水・木
- アクセス京阪神宮丸太町駅から徒歩10分