個性が光るすてきな花屋さん

おうちで過ごす時間も増えて、
花や植物を暮らしに取り入れたくなる今日この頃。
どんなお店があるの? どんな風にお世話をしたらいいの?
はじめての人もベテランさんも知らなかったことがきっと見つかる。
まずは、いま気になるすてきな花屋さんから。
かなわいいなと思った花一輪からで良いんです。
花のある暮らしをはじめてみませんか?

路地裏のアパートの一室
畳の上で花を買う

［shiromimiryu］

キッチンとして使われていたタイルの一角や、小さな床の間。6畳ほどの小さな畳の部屋のあらゆるところで、生き生きとした切り花が映えている。中津の裏路地にあるノスタルジックなアパートの一室にお店を構えた、店主の三好裕子さん。

「古いものや和風のものが好きで。この場所を見つけて即決でした」。最低限の改修をし、できるだけ元の空気感を生かした店内には「珍しい品種で、お客さんに喜んでもらえたら」と、絶妙な発色や一度聞いたら忘れないような 「モスクワミッドナイト」という名のチューリップなど、ユニークな花を多くセレクトする。

もともとは、音楽活動のために大阪にやってきたという三好さん。「アレンジメントを作るとき、GEZANっていう好きなアーティストからインスピレーションを受けることもあります（笑）」。花×音楽×レトロ空間、ここにしかないカルチャーミックスなお店ができている。

三好さんの作るブーケ