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カラフルなものから、シックなものまで……。
アジア雑貨店といっても、扱うアイテムの国や年代で実にいろいろだけど、そのどれもが、店主のありったけの“好き!(=センス)”で満たされた空間。
六つの個性的な雑貨店を、店主の三つの“好き!”ポイントと共にご紹介。

#4 兵庫・伊丹[roughAsia(ラフエイジア)]


左から、店主の上田真理子さんと太原佑三子さん。ずーっと、タイに夢中です!

タイ好き姉妹プレゼンツ
キュートで便利な暮らしの道具

 エネルギッシュで優しいタイの人々に引かれ、5年間通訳として暮らしていた店主の上田真理子さん。雑貨好きだった妹・太原佑三子さんも姉に会いに訪れた際に、たちまちタイのとりこに。二人で力を合わせ、タイをはじめとしたアジア雑貨のお店をオープンして今年で22年になる。「タイ雑貨は周辺のアジアの国のものと比べてもカラフルでかわいらしい。近頃は日本同様にタイでもレトロブームが来ていて、昔からあるデザインが人気です」と真理子さん。伊丹市内や大阪市内でタイ料理教室を主催していることもあって、特に器やキッチン用品が充実。熱帯の国からやってくるアイテムは、見た目はポップで楽しく、素材は涼しげ。暮らしに軽やかさを与えてくれる、これからの季節にもぴったりのアイテムに出合えるはず。

〜店主の三つの“好き!”ポイントをチェック!〜

☑好きなアジアの国はココ!
タイ


「タイ雑貨は周辺国に比べ、シノワズリ(中国趣味)の影響が少なく、カラフルなところが好き。最近はナチュラルな雰囲気のものも」

☑仕入れの決め手はココ!
日本の暮らしでも使い勝手の良いもの


「例えばおわんなら、ご飯茶わんに使えそうなサイズを選んだり、食器洗い機や電子レンジで使えるものも積極的に仕入れています」

☑最近のひと目ぼれアイテム
クロックヒン


「石でできたタイ式のすりこぎで、ハーブやスパイス、ニンニクをすりつぶすのに重宝します。当店オリジナルで、さらに使いやすいんです! 」クロックヒン8,580円、敷物3,520円

\これも好き!/

タイに昔からあるもので、「レトロかわいい」とリバイバル中のニワトリ型バスケットトレー1,760円

タイの定番、ほうろうの食器も豊富。原色の花柄があしらわれたお皿1,430円、スプーン726円

カラフルな刺しゅう布は、ラオスやタイ北部の山岳地帯で暮らすモン族の伝統工芸。ポーチ2,200円

写真/竹田俊吾 取材・文/SAVVY

店舗情報
兵庫・伊丹
roughAsiaラフエイジア
  • 電話番号
    072-777-0539
  • 住所
    伊丹市東有岡2-35
  • 営業時間
    11:00~19:00
  • 定休日
  • カード使用
  • アクセス
    JR伊丹駅から徒歩7分
※この記事は2024年8月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。
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