湖東のバラ農園[ROSE FARM KEIJI]が手掛ける“わばら”との出合いをきっかけに、縁もゆかりもない滋賀へ。関東の大型フラワーショップに長く勤めた和田一臣さんと佳緒里さん夫妻が選んだ場所は、農村地域と住宅街が入り混じる草津・下笠だった。
「回転の速い街なかの店舗ではなかなか難しいけれど、ここならじっくり会話を重ねて提案できる」。コンセプトは“自宅で眺めてやすらぐ花”。身近に飾って愛でることで発見や楽しみのある花々を中心に、時に産地見学などを重ねて選んでいる。この日はユリやコワニーなど清新な白の花から、和田さんがほれ込んだ福岡産スカビオサまで、絶妙なグラデーションで展開し、フロアはまるで小さな屋内庭園! まずはお喋りして、自宅に迎えたい花を選んでみて。
わばらは店舗の一角に。この日は手前から丸みのある“くるみ”や深みのある紅色の“葵-風雅”など。1本500円〜
大きな窓からの光が気持ちいい
大きな窓から光が差し込む、奥行きのある店舗。歩き回って、いろいろな角度から花の姿を見るのが楽しい。
ロードサイドに建つ、三角屋根が目印のフラワーショップ。「花をせっかく買っていただく以上、気持ちよく過ごしてもらいたくて」という接客スタイルのもと、1時間ほどかけてゆっくりお花を選ぶ人もいるそう。気軽に買える季節のブーケも店頭にあらかじめ用意され、S2,000円、M3,500円〜。アレンジメント4,000円〜。自宅に飾りやすいサイズの観葉植物の取り扱いも。
写真/エレファント・タカ 取材・文/SAVVY
店舗情報
六季むき
- 電話番号077-568-2023
- 住所草津市下笠町76-1
- 営業時間10:00~18:00
- 定休日木
- カード使用可
- アクセス湖国バス「くるみこども園前」バス停から徒歩すぐ