☑ ［PARTAGER UN CADEAU
（パルタージュ アン カドー）］

軽やかな焼き菓子の秘密は希少なバターに

フランス語で〝お裾分け〟という意味の店名を冠する焼き菓子店。看板商品は〝幻のバター〟と呼ばれるカルピスバターをぜいたくに使う焼きたてフィナンシェだ。サクッと歯切れ良く、バターがじゅわっとあふれるけれど脂っぽくない……。バターをしっかり乳化して加えることで、 相反する条件をクリア。神戸・花隈から移転して以降、店名の通り〝手土産〟として買い求める客も増えているそう。

焼きたてバターフィナンシェ300円

焼きたてフィナンシェができるまで……！

まずは、バターを入れた鍋を火にかけて溶かし、濃い茶色になるまで焦がすことでうま味を引き出す。焦がしバターはこさずに混ぜ入れるのもポイント。

幻のバター!? 真っ白いカルピスバターを惜しみなく！

生地を投入！ 生地は、もまずに絞り出せるドロッパーで丁寧に流し入れる。

寝かせずそのまま計量しながら浅めの金型へ！

ベーキングパウダーは使わず、オーブンの風の力でへそを作る。

途中で前後を入れ替え、焼けた後には少し冷やすことで表面が一層カリカリに。

※この記事は2026年1月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。