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アメリカ・オークランドで2002年に創業、日本1号店がオープンして10年目の節目を迎えるブルーボトルコーヒー。今月9月19日、大阪・心斎橋に大阪エリア2号店[ブルーボトルコーヒー 心斎橋カフェ]がオープンしました。オープン前の内覧会にうかがって、この秋からスタートする「テイスティング シリーズ」に参加してきました。そして、この秋のお薦めメニューも紹介します!

[ブルーボトルコーヒー 心斎橋カフェ]のコンセプトは、“Luxe Retreat(ラグジュアリーな隠れ家)”。コンクリート・木材・真鍮を使ったインテリアがすてき。デザインは芦沢啓治さん、家具もオリジナルで制作。席数は、店内38席に加えて、テラス席が44席も。

コーヒーのテイスティングに挑戦。
自分好みのコーヒーを見つける

出来たてのカフェで、参加したのは、10月1日から全国のブルーボトルコーヒーでスタートする「テイスティング シリーズ」の特別版。通常は全4種のドリップコーヒーを飲み比べますが、今回は3種のライトバージョンを体験してきました。

「テイスティング シリーズ」とは、コーヒーの風味や香りを楽しく意識的に味わうための方法で、ワインのテイスティングのように、それぞれのコーヒーが持つ個性を発見する手助けをしてくれます。

そして、今回の「テイスティング シリーズ」の目標は、
「コーヒーの味の取り方を知る」
「自分の好みを知る」こと。

普段、あまり意識していないので、少しドキドキします。
でも、大丈夫。優しくサポートしていただけます。

まず、テイスティングに欠かせない要素として、
・フレグランス/アロマ
・酸味
・アフターテイスト/後味
・甘み
・ボディ
・フレーバー/風味
の、6つのカテゴリーに焦点を当て、それぞれの味の感じていきます。

この6つのカテゴリーの中でも、特に興味深かかったのは、酸味の取り方。

ひと言に酸味と言っても、柑橘系、青リンゴ、ブドウ、ヨーグルトのような酸味、酢などに例えられ、さらに柑橘系でも、シトラスっぽいのか? レモンっぽいのか?と、探っていきます。

コーヒーの酸味が好きという方も、苦手といういう方も、その酸味がどういうものか知ることで、よりコーヒーを味わえるようになるはず。

1杯目は、漠然としていて強弱すら認識しづらいものの
2杯目、3杯目と飲み比べてみると……、
自分の好み、酸味の強さや種類などなど、いろんなこともなんとなくですが比べられるようになってきます。

コーヒー豆の状態で、乾いた豆の状態はフレグランス、お湯を注いだ後はアロマと呼ばれるそう。それが意外と違うんです!!

おいしいコーヒー抽出のポイントのひとつに、“お湯のかけ方が均一であること”があります。バリスタは、1秒間に10gずつお湯を注ぐためトレーニングを重ねているそう。

比べてみると、香りも色も味も全然違う!

「レモンのような酸味…? いや、青リンゴのような?」と、バリスタがいざなってくれながらなごやかに進みます。

ドリッパーも、コーヒーフィルターもオリジナル!マグカップやタンブラーと共に店頭で購入可。全部欲しくなる!!

味わいを何に例えるか、
強弱だけでなく、明るい暗い、静かな、踊るような…と、表現は自由。

酸味や甘み、後味やフレーバーなど6つのカテゴリーごとにバラして感じることで、グッと理解が深くなり、解像度が上がったような感覚に……

今回、飲み比べたコーヒーは、
重厚感のある「WINTER BLEND」、
明るくフルーティーな印象の「10TH ANNIVERSARY BLEND」、
芳醇な味わいの「KENYA KIAMBU HANDEGE WASHED」の3種類。

私は、煮詰めたジャムのような特徴をもち、黒糖やダークチョコレートのような甘さもある「WINTER BLEND」(今後販売予定)が好みでした!

難しく考えずに、お気に入りの一杯を見つける、くらいの気持ちで気軽に参加してもいいと思いますよ。

[ブルーボトルコーヒー 心斎橋カフェ]詳細な日程は未定なので、
気になる方は店頭や、公式HPをチェック!

ブルーボトルコーヒー「テイスティングシリーズ」開催
10月1日(水) 10:00〜11:00/14:00〜15:00 【満席】
・[ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ]
10月14日(火) 10:00〜11:00 
・[ブルーボトルコーヒー 京都カフェ]
10月31日(金) 11:00〜12:00 【満席】
・[ブルーボトルコーヒー 名古屋栄カフェ]
予約は 【Peatix】から

個性豊かな秋のお薦めメニュー


心斎橋カフェでは、大阪エリア初登場のパンメニューも。こちらは、熟したアボカドを塩とレモンでシンプルに。オリーブオイルとほんのり感じるトウガラシがアクセントに。見た目より満腹感アリ!トースト アボカド990円


コーヒーにオレンジブロッサムシロップと挽き立てのカルダモンを合わせて。スパイシーな香りとすっきりとした甘さを感じるシーズナルラテ。この他に、ドリンクメニューは20種以上!ブラックカルダモンラテ850円


サクサクのパイ、口溶けの良いホイップクリーム、甘酸っぱいレモンクリームとコンフィにナッツなど、一層ずつ違う食感と味わいが楽しめる季節限定パフェ。焼き菓子などスイーツメニューも充実。シーズナルパフェ レモンパイ891円


内覧会には、ブルーボトルコーヒー・CEOのカール・ストロヴィンク氏の姿も。一番好きなメニューは、ジブラルタルとリエージュ ワッフル。「リエージュ ワッフルは、創業時から人気のアイコン的メニューでブルーボトルの歴史が詰まった母の味。ジブラルタルもブルーボトルコーヒーのこだわりが詰まったメニューなので、詳しくはお店で聞いてみてくださいね」と、カール・ストロヴィンク氏。

リエージュ ワッフル641円

店内には、コーヒー豆をはじめインスタントコーヒー、オリジナル商品も並ぶコーナーも。左上、[ブルーボトルコーヒー 心斎橋カフェ]&公式オンラインストアで先行販売のエッセンシャリスト マグ3,300円(数量限定)

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ShinsaibashiCafe_Inside05
店舗情報
大阪・心斎橋 2025.9.19 OPEN
ブルーボトルコーヒー 心斎橋カフェ
  • 電話番号
    なし
  • 住所
    大阪市中央区南船場4-7-23 心斎橋TKビル1F
  • 営業時間
    8:00〜19:00
  • 定休日
    なし
  • カード使用
  • アクセス
    大阪メトロ心斎橋駅から徒歩5分

※この記事は2025年9月27日時点の情報です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。

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