つなぎ不使用な肉の塊
粗びきの肉々しさを堪能
☑ 京都・宮川町[肉洋食オオタケ]
肉洋食と銘打つだけあり、メニューは肉尽くし。2024年3月、川端二条から宮川町に移転したのを機に、昼夜共に定食がより充実し、ハラミ焼肉、ヒレ肉ステーキ、タン丼など、さまざまな部位を気軽な定食でいただけるように。店主・大竹康貴さんは精肉店で働いた経験もあり、大竹さんの地元、愛知県の段戸山高原牛を、毎朝、肉質を見極めながらさばいていく。特に数量限定のハンバーグはさらにそこから店内で粗びきに。愛知県・三州豚のミンチと合わせ、タマネギや卵、パン粉は一切加えずにこねたハンバーグは肉感あふれる仕上がり。1週間かけて作るデミグラスソースもマイルドながらコク深く、肉のうま味をとことん引き立ててくれる。
ハンバーグを食べ終わった鉄板にご飯を入れ、肉汁が溶け込んだデミグラスソースと一緒にデミご飯として楽しむ人も多い。ご飯、みそ汁、漬物、一品、サラダ付き。あらびきハンバーグセット150g1,650円。数量限定で早い時間に売り切れることも。
鉄鍋であつあつを!
- 電話番号075-708-6085
- 住所京都市東山区宮川筋5-345-3
- 営業時間11:30~13:30、17:00~20:00共にLO※売り切れ次第終了
- 定休日日・月
- カード使用可
- 席数18
- アクセス京阪清水五条駅から徒歩5分
ナイフを入れると肉汁が!
肉感&ふっくらさを両立
☑ 京都・松原御幸町[洋食屋なかご]
2019年に惜しまれつつ閉店した三条室町の[ビストロセプト]で料理長を務めていた松本奈火吾さんが2023年にオープン。[セプト]の名物ハンバーグがまた食べられるとあって、喜ぶ京都人が続出した。ハンバーグは[セプト]時代より豚肉を増やし、5対5の合いびきで、肉のうま味をしっかり感じつつ、ふんわり感もアップ。牛肉や鶏ガラ、香味野菜を使い、十日間じっくり火入れして作るデミグラスソースはさらさらながらコクとうま味が凝縮。ハンバーグを食べ終わった後も、付け合わせのマッシュポテトに絡めていただけば、ご飯もお酒も進む。
お酒にも合うデミグラスソース。ハンバーグは食べ応え満点の150g。無農薬野菜のたっぷりサラダと具だくさんのスープ、ご飯ランチのハンバーグセット2,200円
- 電話番号075-600-9655
- 住所京都市下京区松原通御幸町西入ル もみじの小路H-8
- 営業時間11:30~13:30LO※売り切れ次第終了、17:30~21:00最終入店
- 定休日月
- カード使用可
- 席数20
- アクセス京阪清水五条駅から徒歩9分
※この記事は2025年6月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。