ご飯の上にたれ焼きにしたサバがどーんと乗った「さばめし」の専門店。国産の天然真サバは、塩水で一晩氷温熟成させているため、うま味がぎゅっと凝縮。丁寧に骨取りしたサバをほぐしてご飯と混ぜるさばめしは、一番人気のおろし醤油をはじめ、紀州うめ、のりキムチなど、魅力的なアレンジがずらり。中でもオーナー・久保玲子さんの一押しはバター醤油。「栄養価も高いグラスフェッドバターは重た過ぎず、だしをかけてお茶漬けにした時もコクが残っておいしいんです」。さらに薬味で味変まで楽しめるという奥深さ。定食じゃないサバの楽しみ方、新発見!
バター醤油さばめし1,260円(昼営業時のみ注文可)。味を決めるタレは久保さんの故郷・和歌山のカネイワしょうゆと特製だしなどを継ぎ足しながら煮込んだもの。シメはお茶漬けに。自家製サバ節の佃煮の販売も。
夜は居酒屋遣いも。手前から時計回りに、真サバの魚串1本380円。ごまさば380円。食べるお出汁300円は、あえて具を入れずにだしを味わう茶碗蒸し。和歌山[ボイジャー ブルーイング]のスラスター900円
写真/竹田俊吾 取材・文/天見真里子
店舗情報
鯖めし さば七さばめし さばしち
- 電話番号06-6867-7836
- 住所大阪市中央区島町2-1-1 クローバーハイツ天満橋1F
- 営業時間11:00~14:45LO、18:00~21:30LO(木〜日のみ)
- 定休日なし
- カード使用可(現金不可)
- 席数16
- アクセス各線天満橋駅から徒歩4分
※この記事は2025年5月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。