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半日~1日、ぶらぶら歩いて、街並みを楽しみながら買い物したりお茶したり……。
時に暮らすような気分でお散歩してみませんか?

#1
早起きしたら……
朝食、お参り、吉田山 さんぽ

古都随一のパワースポットのお膝元で
心洗われる一日のスタート!



吉田下大路町[jete(ジュテ)]


長く続く商店街の空気の中で
あつあつのモーニング

築100余年の元理容院をリノベーションした[jete]。往時の名残が残る店内では、[六曜社]のマスター・オクノ修さんが焙煎したオリジナルブレンドをぜひ。昼からはピッツァやパスタもいただけるが、ぜひ早起きして大きな窓からこぼれる光と共にモーニングタイムを過ごしてみて。

吉田上大路[圓田 YENTA(えんた)]


週二日だけ出合える
味わい深いパンを求めて

店頭に並ぶのは、シンプルな中に滋味が広がる、毎日食べても飽きないパン10種前後。2022年に吉田神社の南参道そばに開店した[圓田 YENTA]。自然に寄り添って育まれた国産の粉5~6種と塩と水、自家培養したルヴァン種で仕込む生地を熟成させたパンを焼いています。営業は水曜と金曜、開店前から行列ができるほどの人気ぶり!

吉田神楽岡[吉田神社(よしだじんじゃ)]


厄除けはもちろん
日々お参りしたいパワースポット

古くから「神楽岡」と呼ばれ親しまれる吉田山に、859年に創建され、厄除けや開運の霊験あらたかな神社として崇敬の念を集める吉田神社。境内には包丁や料理の神様を祭る山蔭神社、菓子の祖神を祭る菓祖神社もあり、京都を中心に業界からの信仰も寄せられます。

吉田神楽岡[茂庵(もあん)]


緑あふれる山頂の茶房で
澄んだ空気を味わう

元は大正時代に建てられた茶の湯のための場所で、食堂棟だった建物を利用し、創業者の雅号からとった[茂庵]の名で2001年よりカフェ営業を行ってきたこちら。2022年に一度クローズしたものの、うれしいことに翌年復活! 現在はおやつやドリンクのみの喫茶営業に。鳥の声や木々の葉ずれに耳を澄ませながら、ここだけのお茶の時間を。

山道をてくてく下って……

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吉田下大路[蕩 TORO(とろ)]


昼も夜も心地よい
吉田山麓のコミュニティカフェへ

「戦前からタバコ屋を営み、近年はガレージになっていた夫の実家をリノベしました」と店主・宮永文音さんが、吉田山麓のコミュニティカフェ[蕩 TORO]をオープン。本日のおやつや日替わりごはんセット、ハンバーガーやスパイスカレーも用意。地域のイベントなどの開催場所として協力したり、器展や茶会などを主催したりと、人を呼ぶ仕掛けも!

※この記事は2025年4月号からの転載です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。
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SAVVY4月号『京都さんぽ』
発売日:2025年2月21日(金)定 価:900円(税込)