加古川の人気イタリア料理店[Ristoria Grande Albero]を営んでいた丸尾大樹シェフが、新たに緑豊かな田園地帯にたたずむ古民家にて、おまかせコースのみのレストランをオープン。「自然を感じられる場所で、イタリアンの技術と日本の食材を生かした料理をゆったりと味わっていただけるように」と、食材は地元・播州産の野菜のほか、ジビエや近海の魚介類を中心に仕入れる。まるでサファリパークのような器に盛り付けられた前菜や薪焼のグリル、ペアリングティーなど、料理ごとに驚きと遊び心を付け加えたシェフの新境地をぜひ楽しんで。
驚きのビジュアルで登場する前菜盛り合わせは、明石産天然鯛のパニプリ、加古川産無農薬モロヘイヤの気泡パンなど4種。
加古川[神戸井相田牧場]から届く播州牛の薪焼、表面はカリッと中はジューシーに仕上げる。
神河町の仙霊茶をベースにミントとスダチを合わせた白、ハブ茶と和紅茶をベースにブドウジュースやスパイスなどを淹れた赤など、シェフ考案のティーが各料理ごとに登場。
ペアリングティー付きのランチコース10,000円。コースは約2カ月ごとに変更、写真は全て取材時の一例。
築70年の家屋を梁や欄間など古い部材を生かしながらリノベーション。
ワインは、シェフがお気に入りというイタリア産や国産の自然派を中心にセレクトしている。
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開放感ある客席からは、オープンキッチンで丸尾シェフが料理を仕上げる姿も見られる。かつて馬小屋だった空間を改修した個室もすてき。
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開放感ある客席からは、オープンキッチンで丸尾シェフが料理を仕上げる姿も見られる。かつて馬小屋だった空間を改修した個室もすてき。
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開放感ある客席からは、オープンキッチンで丸尾シェフが料理を仕上げる姿も見られる。かつて馬小屋だった空間を改修した個室もすてき。
写真/コーダマサヒロ 取材・文/杉田裕路子
※この記事は2024年11月号からの転載です。記事に掲載されている情報 (価格、営業時間、定休日など) は掲載時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。最新情報をご確認の上お出かけください。