話題で持ちきりの［神戸須磨シーワールド］。
最寄り駅の須磨海浜公園駅や須磨駅の間にも、
“スマシー”の行きに、帰りに、ちょっと立ち寄りたくなる
すてきなお店が待っています。

［the sun coffee and bake（ザ・サン　コーヒー アンド ベイク）］

コーヒーとお菓子で心晴れやか

カリフォルニア発コーヒーブランドの店舗の立ち上げなどで活躍した河本 葵さんが、「心に太陽が昇る気持ちの良い場所を作りたくて」と、オープンしたコーヒースタンド。白と無垢の木を基調にした店内は天井が高く、こぢんまりとしながらも開放感のある空間に。コーヒーは松江［IMAGINE.COFFEE］から届くスペシャルティコーヒーのシングルオリジンを使用。コーヒーと相性抜群の自家製焼き菓子を一緒にテイクアウトして、海辺で楽しむ人も多いとか！

［Sandwich & Wine Altro（サンドイッチ アンド ワイン アルトロ）］

ワインを誘う、サンドこそ主役!?

長田区に本社を構えるワインとチーズの専門店［フィアーノ］によるワインスタンドが、リニューアルを経てサンドイッチなど軽食が充実のワインバルに。自社で輸入を手掛ける世界各地のワインが常時約200種そろう強みはそのままに、須磨［ダディーズベーカリー］の自家製全粒粉食パンを使うボリューム満点のサンドが加わり、人気は早くも主役級。とはいえ、ワイン一杯の利用もOK。気軽さは前店同様なのがうれしい。

［コーヒー豆ねんねん］

地元コーヒーのシンボルに

須磨駅のすぐ近くに、ぬくもりのあるコーヒー店が完成した。店主の溝渕皓大さんは西宮［TAOCA COFFEE］を経て独立。古巣にならい試飲コーナーを充実させているので、お気に入りのスペシャルティコーヒーが見つかるはず。「生産者の個性を生かした焙煎を続けたい」と話し、子どもにも親しんでもらおうとデカフェへも熱を注ぐ。“須磨コーヒーの顔”になるのも、そう遠くはないはず。

［渚のうどん 明るく楽しく］

磯の香りにあふれたうどん店

店主・名楽さんが某有名店で修業して会得した手打ちうどんと、磯の濃い風味が魅力の須磨海苔でむすんだおにぎりが二大看板料理。さらに、オイスターバーの顔も併せ持ち、日本全国から届く大粒の生がきが勢ぞろいするので、生がきと地元産のクラフトジンで一杯、という楽しみ方も人気。明楽さんは数々の飲食店での経験もあり、軽妙なトークでついつい長居する人も多数！

写真／岡本佳樹　沖本 明
取材・文／杉田裕路子　小島知世　村田恵里佳