大阪・難波で16年もの間、定食やカレーで多くの胃袋と心を満たした人気店が心機一転、長浜の田園地帯へ。「季節を感じながらゆっくりと過ごせるようになれば」という清水すがたさん（上写真右）、東 祥平さんの言葉どおり、今では「玄関におすそ分けの野菜」という風景も日常になるほど地元に溶け込む日々。野菜の活用の幅も広がり、例えば夏の定番・ズッキーニも、きんぴらや漬物、揚げ物など七変化。伊吹山や八条山など湖北の山に囲まれて、野菜に満たされるランチタイムを。

卓上に地元野菜がたっぷり！ 雑穀米にみそ汁、メインに小鉢4種が付く一心定食1,200円。この日は夏野菜を主役にしたおでんにズッキーニの生姜きんぴら、スイカの漬物など。そのほか、気まぐれカレーやスープと蒸しぱん、卓上羽釜炊きごはんの御膳などを用意。

入り口土間ではテーブルウエア類やスパイスバナナケーキなどの焼き菓子を販売。蒸しぱんは、いちじくデーツ烏龍茶や黒糖クリームチーズ、ひじきとおかかなど、甘辛含めて常時8種ほど。220円〜

敷地内にある離れは、セミオーダーの革靴ブランド［Ippo ippo］のショップ&アトリエ。オープン日をチェックして、お邪魔してみて。