宙に浮かぶかのような心地に…… 仲良し夫妻が営む“飲める”豆屋

24.06.19

レンタルスペースでの週1営業からスタート。2年を経て「コーヒーが飲める豆屋」を構えた江崎丈雄さん（写真右）は、かつてモンテネグロでサッカー選手をしていた時、「屋外でコーヒーをのんびり楽しむ風景をよく見かけて」と憧れを抱く。帰国後、コーヒー豆を扱う商社と仕事をする機会があったこと、喫茶店巡りを趣味にしているそよさん（同左）に出会ったことで、いつか二人で店を持ちたいと考えるように。独学で焙煎技術を習得した丈雄さんがおいしいと考えるのは、コーヒーらしい味わいの中に果実感が残る中深煎り～深々煎り。店内の黒板には豆の産地と焙煎度などが書かれていて、常時5～6種から選べる。そよさん担当の自家製あんバターサンドやオムレツ入りのトーストなどのお供も充実。“浮かぶ”ような解放感に誘われて。