焦がしバターとアーモンドパウダー、卵白、小麦粉などで作るフランス菓子の一つ。
フランス語では、金融家・お金持ちを意味する名称で、金の延べ棒型が一般的なのだとか。
京都・大阪・神戸 フレーバーも多彩な、いまどきフィナンシェ6つをご紹介!
フレーバーが楽し過ぎる キュートなシェル型の
[POIRE le bon Beurre]のフィナンシェ
老舗洋菓子店[POIRE]が、“なんておいしいバター”という意味のフランス語を店名に掲げたフィナンシェ専門店をオープン。国産発酵バター、フランス産小麦、スペイン産のマルコナ種アーモンドなど、選り抜きの食材を使うフィナンシェは一般的な延べ棒型ではなくシェル型。薄くなった端のカリカリ感と厚みのある中央部分のふわふわ食感の双方が楽しめる。追いラム酒付きのラム・レーズンをはじめ、チーズの利いたロック・フォールなどフレーバーは全7種。ギフトボックスもあり。
- 電話番号06-6344-1560
- 住所大阪市北区曽根崎新地1-2-22 北リンデンビル1F
- 営業時間12:00~21:00(日・祝~18:00)
- 定休日不定
- カード使用可(現金不可)
- アクセスJR北新地駅から徒歩2分
ティーサロン生まれの香ばしさ際立つ一品
[Salon de thé Mercredi]のフィナンシェ プレーン
哲学の道にある雑貨店[忘我亭]が開いた、おやつのコースなども楽しめるサロン併設のフランス菓子店。スペイン産マルコナ種アーモンドと焦がしバターをたっぷり使う香り高いフィナンシェは、焼き込んでサクッと仕上げた表面の食感の良さもポイント。
- 電話番号075-771-5541
- 住所京都市左京区浄土寺上南田町86
- 営業時間10:30~17:00※売り切れ次第終了
- 定休日不定
- カード使用可
- 席数14、テラス7
- アクセス市バス「浄土寺」バス停から徒歩7分
コーヒーとの相性を考え抜いたオリジナルレシピ
[SLOTH COFFEE ROASTERS]のフィナンシェ
ロースタリーカフェで人気のフィナンシェは、焼き上げた後に1日置いて熟成させることで、焦がしバターの風味が生地に広がり、コーヒーに寄り添う豊かな味わいに。ダークチョコレートを大胆に挟み込んだ「チョコレート」や砂糖で絡めたナッツとキャラメルを生地に混ぜた「ピーカンキャラメル」、ざくざく食感の「クランブル」まで、パティシエが独自開発した味わいが楽しい! 持ち帰りは3個から。
- 電話番号なし
- 住所神戸市中央区元町通3-3-5
- 営業時間11:00~18:30LO
- 定休日なし
- カード使用可
- アクセス各線元町駅から徒歩2分
バターの風味豊かなパリ仕込みの逸品
[ATELIER PAGES KYOTO]のフィナンシェ パージュ クラッシック
パリで星付きレストランを営む手島竜司さんが京都に開いたお菓子のアトリエショップ。手土産としても人気のフィナンシェは、フランス産のAOPバターをふんだんに使った王道の味わい。トースターで2分リベイクしてから粗熱を取ると、焼きたての食感が楽しめる。
- 電話番号なし
- 住所京都市中京区御池通河原町東入ル下丸屋町412-3
- 営業時間10:00~18:00(イートイン~17:30LO)
- 定休日水
- カード使用可(現金不可)
- 席数12
- アクセス地下鉄京都市役所前駅から徒歩すぐ
フィナンシェカフェの個性派4姉妹
[ツキノミチ]のフィナンシェ
大阪・平野[cafe no.888]、心斎橋[otto]に続く大人気カフェの3号店は、和の雰囲気漂うダイニングカフェ。焼き菓子も充実し、特にエッジの美しいフィナンシェは人気者。アーモンドプードルと焦がしバターをぜいたくに使い、冷めても香りの良さはそのまま。それぞれに異なるフレーバーのクリームを挟むフィナンシェサンドもお薦め。
- 電話番号06-6313-0501
- 住所大阪市北区角田町5-15 HEP FIVE7F
- 営業時間11:00~22:30
- 定休日不定
- カード使用可
- アクセス阪急大阪梅田駅から徒歩3分
お茶が豊かに香る和風フィナンシェ
[中村藤吉本店 阪急うめだ本店]のマルトベイク
大阪・平野[cafe no.888]、心斎橋[otto]に続く大人気カフェの3号店は、和の雰囲気漂うダイニングカフェ。焼き菓子も充実し、特にエッジの美しいフィナンシェは人気者。アーモンドプードルと焦がしバターをぜいたくに使い、冷めても香りの良さはそのまま。それぞれに異なるフレーバーのクリームを挟むフィナンシェサンドもお薦め。取り寄せ可。
- 電話番号06-6361-1381
- 住所大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店B1
- 営業時間10:00~20:00
- 定休日不定
- カード使用可
- アクセス各線大阪梅田駅から徒歩3分
写真/コーダマサヒロ 取材・文/小林明子 SAVVY