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お客さまにパンの魅力を
伝えられるベストな空間

 神戸を代表するブランジュリ[コム・シノワ]で13年のキャリアを積んだ城間敦太シェフ。「子育てしやすい環境を求めて家族とともに六甲へ。この街はパン好きな方も多く、お店を持つにもぴったりな場所だと思って」と、独立。12.5坪の店舗は、半分を製造スペースに、残りを販売スペースにあてがった。「自分一人には十分の広さ。丁寧にパンの説明ができるように対面形式にしようと思っていました。

「食事やお酒との合わせ方、リベイクの楽しみ方も紹介していきたい」と話す奥さま。

そうして店内に並ぶのは、全粒粉を使った食事パンをはじめとした総菜パンや菓子パンなど約20種。「種類は少なくても、一つひとつ役割をしっかりと持たせたパンづくりができたら」。

イチオシは全粒粉のシナモンロール220円(上)、木曜限定の有機栽培小麦を100%のカンパーニュ650円。

「毎日食べられる安心安全なパンを」と収穫前後に農薬不投与の北海道産小麦を使用。

「噛むほどに味わいが増すパン」をテーマに、心掛けるのはそれぞれがしっかりと存在感のある味わい。シェフのこだわりが詰まった少数精鋭を目掛けて。

写真/岡本佳樹 取材・文/杉田裕路子
※この記事は2021年1月号からの転載です。

店舗情報
兵庫・六甲
パン屋ヒラメキ
  • 電話番号
    なし
  • 住所
    神戸市灘区篠原本町1-3-3 六甲グランフォーレ1F
  • 営業時間
    10:00~17:00
  • 定休日
    日・月&祝
  • アクセス
    阪急六甲駅から徒歩5分
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